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これはリピートしたくなる! 電動バイク体験施設『e-TRAIL PARK』はオフロードを始めたい人や中上級者のトレーニングに超おすすめ

《文/小林夕里子 写真/モトパラエビナ、小林夕里子》

 

こんにちは、かつては月イチでオフロードスクールに通っていた編集長のコバユリです(10年以上前ですが。)

 

以前下の記事でも紹介した、バイクのレンタルサービス『レンタル819』を全国展開する株式会社キズキレンタルサービスによる電動バイクのアクティビティ施設『e-TRAIL PARK』。

 

電動バイクのアクティビティ施設『e-TRAIL PARK』が話題! 海老名に続き南箱根、北軽井沢にもオープン予定

 

読んでいるうちにどうしても行きたくなってしまい(ミイラ取りがミイラ、笑)、神奈川県海老名市にある『e-TRAIL PARK イオン海老名』に、仲間と一緒に行ってきました!

 

 

ジャジャーン! 話題のEVバイクがビシッと並んでお出迎え! 床についた幾重ものタイヤ痕に早くも興奮を覚えます。

 

装備はヘルメット、グローブ、肘と膝のプロテクターが必須。服装は動きやすく肌の露出がないものを。夢中になると体も熱くなるので、汗離れのいいインナーがおすすめです。

 

▲私はいつものライディング時と同じく、ストレッチ素材のパンツ(膝プロテクター内蔵)とトレッキングブーツを着用。上はメリノウールのインナーに薄手の長袖フリースと防風ベストを重ね着(あとで暑くなってフリースを脱ぎました。)ゼッケンは渡されたものを着けます。

 

▲ヘルメットはグローブとセットで1回330円、肘と膝のプロテクターがセットで1回330円でレンタルも可能。ヘルメットはサイズ調整ができるタイプの自転車用がSサイズから用意されています。自分で持参したバイク用ヘルメットよりも軽くて視界もいいので、今回はこちらを借りました。

 

はやる心を抑えつつ、まずは利用料金の支払いなどを済ませます。今回はパーク利用が初めての人向けに用意されたメニュー「e-Trail Parkレッスン+コース走行」(利用時間40分)3,520円(税込)と、ヘルメットのレンタル料金330円を合わせて3,850円。続いて、パーク内での注意点をビデオで確認します。

 

 

注意点を頭に入れたら、今回の相棒となるバイク選びです。お待ちかね、今話題のEVバイクメーカー『サーロン』より、『Light Bee S(ライトビーエス)』と『Light Bee X(ライトビーエックス)』!

 

 

写真左が『Light Bee S(ライトビーエス)』。シート高780mmで、50cc相当のパワー。右の2台が『Light Bee X(ライトビーエックス)』で、シート高830mm、125cc相当のパワーがあります。

 

 

 

それぞれに足が着くことを確認して相棒を決めたら、まずは「e-Trail Parkレッスン」です。インストラクターのレクチャーを受けながら、コース前の広場で、バイクの操作感に慣れるためのウォーミングアップをしていきます。ぐるぐる円を描いたり、8の字に走ったりしてリーンアウトにも慣れてきたら、超低速走行やスタンディングスティルにもチャレンジ。

 

▲こちらは華麗なるスタンディングスティルのお手本を見せてくれるインストラクターさん。女性です。優しく丁寧に教えてくれるので、女性ひとりでの参加や初心者さんも安心ですよ。

 

私はと言うと、久しぶりの超基礎レッスンに苦戦気味。モヤモヤしていたらあっという間にレッスンタイムが終了しちゃいました。待ちに待ったコースへ、いよいよ繰り出します!

 

 

もうこれは、トライアル好きかオフロード好きが何度も試走して作り込んだに違いない!とひと目でわかる練習エリアには、初級、中級、上級と3つのコースが設けられていて、スキルに応じて楽しめるようになっています。まずはインストラクターの後に続いて走り、それぞれのコースをクリアするコツを教わったら、フリー走行タイムスタート!

 

▲スラロームとパンプを組み合わせた初級コース

 

▲ガタゴトした木道の中にキャンバーコーナーが現れヒャッホー!となる中級コース

 

▲階段、シーソー、一本橋など難関続きで集中力もカギになる上級コース

 

ここ数年オフロードトレーニングから離れていた私、「あー、しばらく忘れてたな、この感覚!」と懐かしいドキドキが一気によみがえり、夢中になってコースをぐるぐる。もうずっと楽しくて、成功しても失敗しても、マスクの中は笑っちゃってデレデレです。

 

それにしても、さすが日頃からオフロードを走り込んでいるだけあり難関をカッコよくクリアしていくダート女子(ゼッケン5)と、最近バイク自体にあまり乗れていないと言いながら飄々と難所をクリアしていく不思議くん(ゼッケン2)に比べて、私のへっぽこぶりが酷い(笑)。

 

▲目線は下でなく前に向けましょうね…。

 

 

失敗の原因はだいたいわかっているのに、どうしても体が言うことを聞かない。これはいったいどういうことかな?…と、自分の劣化ぶりにも笑っているうちに集中力が切れました。このまま続けたら転ぶだろうと思い、コースを外れてひと休みしていると40分が終了。楽しい時間はあっという間だ!

 

▲大満喫!!(ちなみに身長154cmで『Light Bee S(ライトビーエス)』に跨るとこんな感じ。足つきに不安はありませんでした。)

 

ここ『e-TRAIL PARK イオン海老名』は屋内施設なので、雨風の影響がなく、さらに電動バイクは騒音も排気ガスもオイル臭もないから、ライディングにひたすら集中できます。林道やダートコースでオフロードデビューするのはハードルが高くても、ここ『e-TRAIL PARK イオン海老名』なら電車で出かけて手ぶらでも始められるので、実際のフィールドに出かけるよりはるかに手軽です。厳密にはオフロードと言っても土ではないし、「エンストがない」というバイクとの違いもありますが、オフロードを始めたい人の最初の一歩にもすごくいいと思います。遊びを通じて身についたバランス感覚は、日頃のライディングを確実に向上させてくれそう!

 

ところで島旅も好きなダート女子は、これを三宅島に持ち込んでダート遊びしたいらしい。私はオートキャンプのときにこれを積んでいって、キャンプ場でのお散歩や移動に使ったら楽しくて便利だろうなと妄想が膨らみました。エンジン音がないから周囲のキャンパーのお邪魔にもならないしね。

 

さて、クリアできなかった難所もあったことだし、また近いうちにリピートしちゃおう。楽しみながら安全のためのテクニックが上達するなら最高ですよね!

 

 

『e-TRAIL PARK イオン海老名店』※予約は電話<080-3722-3861>まで

神奈川県海老名市中央2丁目5-4 イオン海老名店ポトラッチ館 1階

営業時間:11:00〜19:00

定休日:毎週月曜日(月曜日祝日の場合は翌日火曜日に振替)

駐車場:バイク⇒イオン海老名バイク駐輪場へ

クルマ⇒店舗斜向かいに立体駐車場あり(1,000円以上の利用で3時間無料)


この記事を書いた人

小林 夕里子
小林 夕里子

『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com

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