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ハーレー初のアドベンチャーツーリングモデル『Pan America 1250』体験記③:キャンプツーリングとの相性は?

《文/小林夕里子 写真/川口紘

 

アメリカのモーターサイクルメーカー『ハーレーダビッドソン』の、話題沸騰のニューモデル『Pan America』体験記。前回の記事は下記からごらんください。

 

ハーレー初のアドベンチャーツーリングモデル『Pan America 1250』体験記②:足つきをチェック!

 

さて、走行性能もさることながら、やはりアウトドア好きなカルカルとしては、とても気になるのがキャンプツーリングとの相性です。そこで、純正アクセサリーのアルミ製ハードケースをフル装備した『Pan America 1250 Special』をお借りして、束の間のキャンプシーンを楽しみつつ考察してみました。

 

(テントや焚き火台は、万が一バイクが倒れても干渉しない距離を取って配置しています。)

 

 

私が小さいのか、バイクが大きいのか(どっちもだな、笑)。とにかく唯一無二の存在感を放つパンアメリカ! キャンプチェアに身を沈めて、ずっと眺めていられます。自分だけの贅沢なひとときを共にするには申し分ない相棒です。もちろん、テントサイトの不整地も得意げに走ってくれます。

 

ハードケースの容量は、トップケースが38リットル、パニアケース右が37リットル、左が45リットルと、他社競合モデルの上を行く大容量。ちなみにパニアケースの長辺の内寸は50センチで、たいていの1~2人用ツーリングテントならスッポリ収まるサイズ感。厳しい浸水テストを課しているという防水性もありがたく、これだけ見ても荷を運ぶという(鉄)馬の役割を頼もしく担ってくれそうです。

 

パンアメリカのようなアドベンチャーツーリングモデルを所有するライダーには、リアルにアドベンチャーな走りを楽しんでいる人と、あくまで「アドベンチャーな雰囲気」が好きという人がいると思うのですが、このニューモデルはそれに加えて、「大きめのキャンプ道具を使ってラグジュアリーなキャンプスタイルを楽しみたい」という人にとっての選択肢としても、大いにアリではないでしょうか。大きめのテントやタープ、ゆったり横たわれるキャンプベッドや鉄製のダッチオーブンなど、一般的にバイクキャンプには不向きとされる大物を積んで悠々と走り、キャンプ地に着いたら贅沢なおひとり様空間を作り込んで、存分に寛ぐ。帰路では家族へのお土産もケチらず積めて、みんながハッピー!

 

「そんな想像を膨らませたら、答えがパンアメリカだった。ハーレーも初めてだし、アドベンチャーモデルも乗ったことがないけれど、人とは被らないバイクが好きだし、話題性もあるし、とにかくカッコいいから”パンナメ”買っちゃった! 」……そんな入り口も、パンアメリカならアリだと思えてくる。まるで生き物のように、揺らぐ炎に浮かび上がるパンアメリカに、「使い方は君次第」と語りかけられた気がした日暮れでした。

 

片や、「キャンプツーリングでもできるだけ軽快な走りを楽しみたい」「取り回しが不安だから荷物は少しでも減らしたい」という人にも朗報が。このアルミケースのほかに、樹脂製のものと、ソフトケースも純正アクセサリーとして用意されるそうです。自分のスタイルに合わせた積載スタイルをカスタマイズできるのも魅力ですよね。

 

そのパンアメリカ、全国のディーラーで試乗できるようになり、7月17日(土)からはデビューフェアも始まりました。この機会にあなたも体験して、夢を膨らませてみては? デビューフェアは8月1日(日)まで!


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