【バイクキャンプを始めよう!】#7 ネックカバーでグッドルッキン! クロスカブカスタム中間報告
《文・写真/ノマディカ》
「モーターサイクル×アウトドアをもっと楽しく、心地よく。」をコンセプトに展開するMOTOアウトドアブランド『ノマディカ』のスタッフが、キャンプにまつわるあれこれを綴るリレーブログ。今回は、クロスカブをキャンプツーリング仕様にカスタム中のコバユリ(小林夕里子)から中間報告です。
■ちょっと寄り道しちゃいます
こんにちは! ノマディカの代表コバユリです。今年増車したクロスカブ110を、キャンプツーリング仕様にカスタム中です。
と言っても、私はオリジナルの造形を極力損なわないカスタムが好きなので、大掛かりなことは予定していませんが、何か所か実用性をアップさせたいところがあるため、部品をポチっては到着をニマニマと待つこの頃です。
なんて言っておきながら、先日届いたのは、紛れもなくおしゃれ部品。
クロスカブ用のネックカバーです! 実用性とは関係のないカスタムに寄り道することをここに宣言いたします(照)。
と言うのも、納車当時からずっと気になっていたんです。スピードメーターの下、ケーブル類が大胆に丸出しになっているところ。世のクロカブオーナー様たちは、このまま乗っているのかしら?
ネットで調べてみると、やはり気になるのは私だけではないようで、このようなパーツを見つけました。強気なお値段にややビビリながらポチリ。なんと、パーツメーカーのキタコ様だけが作っておられる! 市場独占状態です。
手のひら大ほどの部品が5,500円もするのは競合がいないからかと思っていましたが、現物に触れて納得。ズシッと思くて頑丈なスチール製で、質感上々です。
取付手順書が同封されています。うう、苦手な時間がまたやってきた……。でも、ちょうどこの前日にナノブロックで遊んだばかりだったので、「今日の私ならすんなりできる気がする!」と、勢いに乗って作業開始!
■回らぬなら、回してみせよう、by インパクトドライバー
それではハンドルポストカバーを外すところから始めましょうと、プラスドライバーで左右のネジを緩めようとするも、んぐぐ。固着している。ビクともしないじゃないか! ムキになり始めたところで、「いかん、これではネジをなめてしまう」と手を止めました。これまたネットで調べて、潤滑剤を吹きかけたり、ハンマーで叩いたりしてみるけれど、まったく動く気配なし。そこでこのときの電工ペンチに続き、また未知なる工具を買ってしまった。
世の中には本当にいろんな工具があるものですね。工具を作る人、尊敬します。で、このインパクトドライバーなるものはどこのどなたが発明したのか存じませんが、あなたのおかげでクロッペのドレスアップが叶いそうです。ありがとう!
本体にビット(←今回の新出用語。先端工具のことを言うのですね)を取り付け、
ネジに差し込んだ状態で、ドライバーのお尻をハンマーでガツンと叩く!
▲回った!! 感動~!!
この後は、説明書の通りに慎重に作業を進めたら躓くところもなく、「これは何のためにあるのかな?」とずっと疑問だった穴も、
めでたく使うこととなり……。
そして無事に!
こうなりましたとさ。うむ、スッキリ。大満足!