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夏空の下で伊仏車を愛でた休日『7月度浅間サンデーミーティング』

春から秋の毎月第3日曜日、乗り物好きが浅間山北麓に集う月に一度のミーティング『浅間サンデーミーティング』。
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その『浅間サンデーミーティング』(ASM)の7月回が、梅雨の晴れ間となった19日(日)、群馬県嬬恋村にある観光名所・鬼押出し園の駐車場で開催されました。今回も、20年のペーパードライバー期間を経て目下クルマの世界を勉強中のコバユリが、どんな名車に出会えるかワクワクしながら出かけてきました!

 

▲鬼押出し園第4駐車場へ。前日までの雨が上がり、爽やかな夏空が広がりました!

 

 

▲マスクの下からも笑顔あふれる運営スタッフの皆様。受付と進行は、御代田在住のY氏(左)と、カルカルのサポーターブログも担当してくれているE造氏(右)。嬬恋村の協賛で、銘水と名高い同村の天然水が詰まったペットボトルと観光パンフレットが、コンテスト参加者全員に配られました。

 

 

▲リキモリガールのジェシカちゃんとツーショットしてみたけれど、同じ生き物なのか?という残念な結果に(泣)。長野県東御市『L’Auto azienda NAKAZAWA』リキモリブースにて。

 

 

■パンダとカングーだけじゃなかった、イタリア&フランス車の世界

 

今月のコンテストテーマは「イタリア&フランス」。みなさんはこのテーマを聞いて、どんなクルマを思い浮かべますか?

 

日頃から積載力のあるコンパクトカーを物色している私は、「イタリアと言えばパンダ、フランスと言えばカングー!」と、単細胞的に欲しいクルマを連想したわけですが(苦笑)、「キミ、世界はもっと広いのだよ」と諭すかのごとく、会場には様々なお顔をした四輪がズラリ! そうそう、イタリアと言えばフェラーリ、アルファロメオ、マセラティもだよね! フランスと言えばシトロエンとプジョーも!

 

▲こちら、終始注目の的となっていた、フェラーリ・F12ベルリネッタの限定車、『F12tdf』。世界で799台作られたうちの、なんと製造番号1番だそうです! ちなみに東京都内にお家が買えるくらいのお値段と聞き、その希少価値を再認識。

 

▲マセラティ群馬による『ギブリ』『レバンテ』の試乗会も開催されていました。高級車をさらりと運転できる女になりたい。

 

▲コンクールには、テーマに沿ったクルマでなくても楽しみたければ参加OK。ライレーという英国車、初めて見ました。オーナーさんから、6年かけてレストアしたお話を伺ったのですが、ちょっとちんぷんかんぷんで8割方理解できませんでした、ごめんなさい(汗)。ちなみに写真右の、ボンネットを留めているめっちゃカワイイ革のベルトは「ボンネットストラップ」と言って、昔のラリーカーによく使われていたそうですね。またひとつ勉強になりました!

 

 

▲バイク含め50台を超えるエントリーがあったとのこと。投票は見学のみの人もできます。クルマ・バイク関連のフリーマーケットも開催OK。

 

 

浅間山が見下ろす中、新旧幅広い年式のクルマが一堂に集まる様子を、ワンちゃん連れやカップル、テーブルとイスを出してピクニック気分の人たちなどなどが、それぞれに楽しんでいました。気候のせいなのか、北軽井沢エリアの植生はヨーロッパのそれとどこか似ていて、自然とモーターカルチャーの融合に、私もしばしばウットリ。このミーティングのような”コンクール・デレガンス”がフランスから始まったという話が、すんなり腑に落ちると同時に、乗り物の美しさをいっそう引き立たせる浅間山麓の不思議な力にも、心動かされるのでありました。

 

 

 

■今月の”コバユリ的気になる2台”は?

 

その、浅間山北麓を舞台にしたコンクールは、今回もたくさんの受賞者が出て大いに賑わいました。それでは恒例、コンクールの結果をまったく踏まえない(笑)、”コバユリ的気になる2台”を紹介します!

 

【ラリーレーサー「R5」と見まごうこだわりまくりのカスタム!シトロエン C3】

 

シトロエン創設の年「1919」のナンバーからもひと目でわかるシトロエン好きのMさん。ラリーが好きで、以前はオフロード走行も楽しみ、今は観戦がメイン。今年はコロナの影響でラリーも軒並み観戦不可の状況下、このミーティングのことを知り、R5に限りなく寄せた愛車『C3』で、豊橋から走ってこられたとのこと。一番気に入っているところを伺ったら、なんと言ってもシトロエン然としたフロントマスクだそうです。カルカルのバックナンバーを手にしてくださりありがとうございます!

 

【オープンカーでキャンプ三昧! アルファロメオ スパイダー】

 

雑誌などにも登場するフードスタイリストで、軽井沢を拠点にケータリングサービスも行う大崎純さんの愛車は、91年製のアルファロメオ スパイダー。ユニークなのは、この美しい名車で、かなりの頻度でキャンプを楽しまれているところ! 大きな荷物も積めるというオープンカーの利点をアウトドアライフに生かす遊び心がニクイですね。フロアマットの上に芝生が躍り、漆黒のボディーが土埃をまとっても絵になります。14年目にして、「一生乗り続けたい」と言わしめる溺愛ぶりです。

 

 

 

いや~、テーマが変わると風景もこんなに変わるなんて、やっぱり楽しい乗り物の世界! そのテーマ、次回は「アメリカ車&大排気量車」で、8月16日(日)に開催予定。まだ体験したことがないモータリストの皆さんは、スケジュールを要チェックですよ! 詳細はまたkaru×2 webでもご案内します。

 

 

《文/小林夕里子 写真/浅間スポーツカークラブ、小林夕里子》


この記事を書いた人

小林 夕里子
小林 夕里子

『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com

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