ノマディカが創立10周年を記念して『アーバニズム』とコラボ!【『アーバニズム』×『ノマディカ』服づくりレポート①】
こんにちは! カルカル編集長の小林夕里子です。私がプロデュースするMOTOアウトドアブランド『ノマディカ』が、ブランド創立10周年の節目に様々なブランドとコラボレーションする「ノマディカ10周年記念モノづくりプロジェクト」。その企画のひとつとして、ライダーのためのファッションブランド『アーバニズム』との共同開発が進んでいることを、先日、ノマディカのホームページにて発表させていただきました。カルカルでは、この“モノづくり”の様子をさらに詳しく、シリーズでお届けしていきますので、完成までの間、一緒にワクワクしていただけたらと思います!
■アーバンライダーのためのバイク服を提案する『アーバニズム』
『アーバニズム』は、今年で7年目を迎えるファッションブランド。「モーターサイクルライフをいつも新しく、常にスマートに。」をコンセプトに、ライダーズウェアとしての機能をしっかり盛り込む一方で、都会的なバイクスタイルを追求し、既成概念にとらわれない、ライダーのためのニュースタンダードを提案し続けています。
▲今春リリースされたユニークなバイクウェア「プロテクションパッカブルジャケット&パンツ」。5枚のプロテクター(肩・肘・背中)を装着したまま、ウエアのポケットにコンパクト収納が可能。レンタルバイクで楽しむ休日のお供に最適。
男性をターゲットに始まったブランドですが、今では女性の体にフィットするように設計されたレディースサイズも展開。黒やグレーなど、汚れが目立ちにくい色が多いバイクウェアの中で、白やブルー、オレンジなど、明るくスポーティーなカラーリングも魅力的です。
▲『アーバニズム』の2020-2021年秋冬新作展示会にて。左3つのマネキンが着ているのは、姉妹ブランド『ロッソスタイルラボ』(レディースブランド)。
■バイク×アウトドアの楽しさを提案する『ノマディカ』
一方『ノマディカ』は、「バイク×アウトドアを、もっと楽しく、ここちよく」をコンセプトに、女性が手がけるライダーのためのアウトドアブランドとして、2010年に誕生。ビギナーでもマイペースにのびのびチャレンジできる海外バイクツアーやキャンプイベントなど、癒し系のアクティビティを各地で開催する一方、そんなアクティブでナチュラルな余暇をより快適に楽しむためのアイテムも展開しています。
▲ツーリングテントや、防寒着にもなる着られるシュラフ、機能満載のダッフルバッグなど、ユニークなキャンプギアをアウトドアメーカーと共同開発。
■満を持して、異色のコラボが実現!
片やアーバン、片やノマド。モーターサイクルを共通項に、相反するコンセプトを掲げる二つのブランドが出会ったのは、私が『アーバニズム』の展示会に足を運んだ一昨年のこと。
初めてそのジャケットに袖を通し、着心地のよさに驚きました。さらに乗車姿勢を取ると、もう一段階、服がふっと軽くなる感覚があり、それでいて普段の姿勢に戻ると、ボディーラインはダボつかずきれいなまま。なんなの、この絶妙なバランスは! 聞けば、アパレル業界で経験を積んだデザイナーによってつくられ、ライダーを含むスタッフがテストを重ねて商品化されているとのことで、すっかり気に入った私は、その後ジャケットを愛用するようになりました。
イベントや展示会などでスタッフの方と再会してはファッション談義に興じる中で、「ノマディカのキャンプイベントにきてくれる人たちや私のような、アウトドア志向のライダーに向けたウェアも作ってほしいな…」という思いがどうしようもなく膨らんでしまった私は、2020年に迎えるノマディカ10周年の節目に、タッグを組ませていただけないものかと、熱いラブコールを送りました。すると、さすがはニュースタンダードを提案し続けるアーバニズム様! 願いを聞き入れてくださいまして、めでたくプロジェクトが立ち上がったのでした。
▲アーバニズムを手がける『ジェーアンブル』さんにて。
さあ、この異色のコラボレーションの行く先はいかに!? 次回レポートも、どうぞお楽しみに。
《文/小林夕里子 写真/アーバニズム、ノマディカ》
この記事を書いた人
『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com