【『アーバニズム』×『ノマディカ』服づくりレポート⑥】『ストレッチカーゴパンツ』を徹底解説!
都会的なスタイルを提案するバイクウェアブランド『アーバニズム』と、「モーターサイクル×アウトドアをもっと楽しく、ここちよく」をコンセプトに展開するMOTOアウトドアブランド『ノマディカ』とのコラボレーションによる服づくりプロジェクトの様子を、ノマディカの代表であるわたくし、コバユリがお届けするレポートも、いよいよ最終回。これまでの経緯は、下記のレポートでご確認いただけますので、ぜひチェックしてくださいね!
第1話⇒ ノマディカが創立10周年を記念して『アーバニズム』とコラボ!【『アーバニズム』×『ノマディカ』服づくりレポート①】
第2話⇒ 【『アーバニズム』×『ノマディカ』服づくりレポート②】コンセプトは『バイクキャンプと好相性のライディングウェア』!
第3話⇒【『アーバニズム』×『ノマディカ』服づくりレポート③】バイクキャンプ愛を”ロクヨン”に込めて
第4話⇒【『アーバニズム』×『ノマディカ』服づくりレポート④】試作とテストを繰り返してこだわりてんこ盛りのバイク服へ
第5話⇒ 【『アーバニズム』×『ノマディカ』服づくりレポート⑤】『60/40マウンテンパーカー』を徹底解説!
■『ストレッチカーゴパンツ』を徹底解説!
”キャンプツーリングと相性抜群のライディングウェア”を、2回に分けて徹底解説する後編となる今回は、ルックスも履き心地もバツグンのボトムについて細かくお伝えします!
【カラー】メンズ&レディース:チノ、デニム
【サイズ】メンズ:M、L、LL、3L/レディース:S、M、L、LL
【一般販売価格】¥23,000+税
「カーゴパンツ」とは、貨物船で荷役作業をする人たちの間で履かれるようになったズボンのことを言います。厚くて丈夫な綿布が使用され、腿の左右に大きなポケットがあり、腰をかがめたときにも動きやすいデザインが特徴です。この実用性にライディングのための機能を加え、ストレッチ生地を採用することでさらなる動きやすさにこだわりました。
それでは早速、細部をごらんいただきましょう。
❶膝と腰にプロテクターを標準装備。膝のプロテクターは、収納ポケット口を外側に作ることで、キャンプ地でのリラックス時に簡単に取り外せるようにしました。
❷ウエストはバックル式ワンタッチベルトとゴムの組み合わせで微調整が楽にできます。「自分はいつでも革ベルト派!」という人のためにベルトループも装備しました。
❸ゆとりがあるのにデカ尻に見えない! 絶妙にカッコいいヒップデザインにこだわりました。
❹動きやすく裂けにくい、アクティブな休日にぴったりの股マチ仕様。
❺グローブなど大きめの小物も収納できるビッグポケットは、バイクの取り回しや乗降の動作を考慮したオリジナルデザイン! 口を閉じるためのスナップボタンは内側に隠し、バイクを傷つけたりしないようにしました。
❻暑さを凌ぐためのベンチレーションを装備。ファスナーの開閉で調節します。
❼丈のお直しは不要です! 裾をロールアップして履くことを前提にした、丈長めの仕様。バイクに乗っているとき、キャンプ地に着いてサンダルに履き替えた後など、状況に応じて折り数を変えて、裾の長さを気軽に調整できます。折り返すと裏地から、ロールアップが楽しくなるロゴプリントが顔を出し、ライディング時にはリフレクターとして潜在能力を発揮!
■クラウドファンディングサイト『Makuake』での先行販売終了、まもなく一般販売開始!
クラウドファンディングサイト『Makuake』での先行予約販売では、目標を大幅に上回るご支援をいただき、どうもありがとうございました。モノづくりの過程も含めて一緒にお楽しみいただけて、とてもうれしく思います! マウンテンパーカーは3月後半から4月上旬にかけて、カーゴパンツは4月下旬頃に出荷予定とのことですので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。
用品店などでの一般発売が始まったら、またカルカルでもお知らせします。実際に手に取ってみたい、と思ってくださっている皆様は、引き続きチェックをよろしくお願いします。
というわけで、モノづくりの楽しさ、難しさ、奥深さ、バイクウェアブランドが作るバイクウェアの実力、魅力、着るものにこだわる贅沢などを、読者の皆様と一緒に楽しく体験できればという思いで綴ってきた連載、お付き合いいただきどうもありがとうございました。これを機に、今後も『アーバニズム』と『ノマディカ』のモノづくりにぜひご注目ください。
春、バイクシーズンの幕開けです。皆様引き続き、楽しく、おしゃれに、ご安全に!
▲このプロジェクトの間に金髪から黒髪に変わったデザイナーのナナコさん(左)と、このプロジェクトの間も各地でキャンプしまくっていた営業のアキコさん(中央)、コラボレーションありがとうございました!
この記事を書いた人
『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com