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《文・写真／小林夕里子》

魚肉ソーセージ好きの皆様こんにちは！ 登山をするようになってギョニソの魅力に改めて目覚めたコバユリです。

魚肉ソーセージを作っている大手食品メーカーのひとつと言えば、ホモソーセージで有名な丸善ですよね。その丸善が、常温で持ち歩ける鶏肉を出していると聞き及び、「それはキャンプに最適なのでは!?」と思って早速取り寄せてみました。

こちらがその、冷蔵保存要らずのチキンローストシリーズ。もう5年以上も前から販売されているんですね、知りませんでした。タレに漬け込み、味慣れを待って天火でジューシーに仕上げた国産若鶏ささみで、保存料、発色剤無添加。味はプレーン、タンドリーチキン味、黒胡椒、レモン風味の4種類あり、常温保存で360日持つそうです。バイクキャンプは荷物の積載量が限られるから、クーラーボックスや保冷剤を使わずに持ち運べるというのは非常に助かりますね。ちなみに大きさは、パッケージを折りたたんでしまえばささみ1本なので手のひらサイズです。

プレーンを皿に開けてみました。汁と一緒に出てくるかと思ったら、身だけがころんと出てきました。こういうパウチ食品にありがちな「汁のやり場に困る」ということがなくていい。その上、箸で簡単にほぐせるので使い勝手上々です。

ひと口食べてみると、ジューシーと名前に付くだけあって、しっとりしていてパサつき感なし。ローストの香りとほどよい塩みがいい感じです。プレーンがこれだから、ほかの味にも期待が膨らみます。このままおつまみにするのももちろんアリですが、ひとつアレンジレシピが閃いたので早速作ってみました。

用意したのは、ほぐしたジューシーローストと、お米と、卵。これで何を作ったかと言うと…。

命名、「『国産若鶏のジューシーロースト／プレーン』で作る鶏の親子粥」！  作り方はとても簡単で、お米と一緒に鶏肉を入れてお粥を炊き、卵でとじるだけ。鶏の出汁がしっかりとお米に染み込み、まるで本格鶏粥のよう。薄味が好きな人はこのままでもイケそうですが、私は卵でとじる前に塩で味を調えました。胃腸に優しくて体も温まるから、これからの季節のキャンプ料理にピッタリ。三つ葉を添えたり、ごま油をひと回しかけたらさらに美味しくいただけそうです。

このジューシーローストシリーズには、『プロフィットささみ』というスポーツタイプバージョンもあり、それは登山のときの山ごはんにいいではないか！とこちらもそろえてみました。

もう、アウトドアの時間がますます楽しくなっちゃうな！ 気になった人はぜひ丸善のホームページでチェックしてみてくださいね。

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