『SOTO』2022年新作からも目が離せない!バイクキャンプに持って行きたいギア【燃焼器具編】
《文/編集部 写真/新富士バーナー、編集部》
バーナーやランタンなどの燃焼器具を始めとする、質実剛健なアウトドアギアが海外でも注目される『SOTO』が、先日2022年の新製品内覧会を開催。「最大限のワクワクを最小限のギアに」のキャッチフレーズとともに、リニューアル品も含め全11点の新作を発表しました。”バイク×アウトドア”が大好きなカルカルでは、実際に展示会場で触れることができたものの中から、バイクキャンパー目線で注目したギアをピックアップ! 前編は「燃焼器具編」をお届けします。
■火がよりワイドに広がるレギュレーターストーブ『レギュレーターストーブ Range(ST-340)』
ライダーにも愛用者が多い『レギュレーターストーブST-310』の火口をひと回り大きくすることで、高火力をより広範囲に伝えることができるモデル。調理器具の底面に対する火の広がり方はこんな感じ。
例えばホットサンドを作るとき、一点だけが焦げてしまわないように、バーナーの上でホットサンドメーカーを動かしながら焼きますが、この新型なら底面の広い範囲を熱せられるので、手が忙しくなることもなさそう。大きめの鍋を使った調理も安心です。逆に、シェラカップやスリムなソロクッカーなど底面が小さい調理器具には向きません。
火口以外にも、五徳と一体型の脚がステンレス製のため火傷の心配がST-310よりも少ないこと、ST-310ではオプション品だった点火アシストレバーが標準装備されていることなど、ユーザーの声を反映させた使い勝手のよさも注目ポイント。収納サイズはST-310と変わらず、『ミニマルワークトップ』などST-310のオプション品のほとんどを共通で使えます。2022年4月15日発売予定。
■小型ガスランタン『Hinoto』に専用スタビライザーと収納ケースが登場!
今年のリリース後すぐに完売した大人気の小型ガスランタン『Hinoto』が、衝撃からランタンを守る専用収納ケースとのセット販売へ変更に。
同時に、スリムゆえの倒れやすさを解消する、開脚式のスタビライザーがリリースされます。
専用ケースには、ランタン本体とこのスタビライザーに加え、OD缶からのガス充填に必要なフィルアダプター(別売)を収納できます。なおケースは単体でも購入できるそうなので、すでに『Hinoto』を使っている人もご安心を。2022年4月15日発売予定。
■ULキャンパーに人気の『FUSION Trek』がリニューアル!
ULキャンパーやハイカーに人気のOD缶式分離型シングルバーナー『FUSION Trek』の火力が3,000kcal/hにアップ!
ガス噴射口をトリプルジェットからシングルジェットに変更し、耐風性や重量はそのままにパワーアップ。過酷な環境でもより強く安定した火力を楽しめるようになります。キャンプもするけど山にも登る。林道も走るからとにかくギアは軽量がいい。『FUSION Trek』はそんなアクティブなライダーの強い味方! 2021年12月21日発売予定。
次回は「バイクキャンプに持って行きたいギア【調理器具編】」をお届けします。
※撮影した製品はいずれも試作品のため、デザインやスペック等は実際と異なる場合があります。