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『SOTO』×『ノマディカ』のダブルネームスライドガストーチが好評発売中!【ノマディカ10周年記念モノづくりプロジェクト】

”モーターサイクル×アウトドアをもっと楽しく、ここちよく”をコンセプトに、外遊びのためのモノ・コト・バショを展開するMOTOアウトドアブランド『ノマディカ』が、ブランド創立10周年の節目に様々なブランドとコラボレーションする「ノマディカ10周年記念モノづくりプロジェクト」。これまでに、アウトドアブランド・テンマクデザインとのシェラカップ、アパレルブランド・アーバニスムとの服づくりについてお伝えしましたが、この夏、また新たなダブルネームアイテム『【SOTO × nomadica】スライドガストーチ nomadica10周年バージョン』がリリース! ノマディカの代表を務めるカルカル編集長・小林夕里子が、その背景にある物語を綴ります。

 

 

▲【SOTO × nomadica】スライドガストーチ nomadica 10周年バージョン ¥2,640(税込)

 

 

■『SOTO』と『ノマディカ』の出会い

 

『SOTO』は、炎の総合メーカー・新富士バーナーによる、燃焼器具を中心に展開するアウトドアブランド。軽量コンパクトでタフ、ギミックにも富んだバーナー類は、ハイカーだけでなくライダーにも人気で、ノマディカが各地で開催しているゆるゆるバイクキャンプイベント『ノマディキャンプ』でも、スタッフをはじめ愛用者が多くいました。

 

『ノマディキャンプ』に多くのライダーが参加してくれるようになったある年、尊敬するアウトドアマン・木村東吉さんと夢のコラボが叶い、東吉さんが当時プロデュースされていた西湖のキャンプ場でイベントを開催させていただきました。当時バイク業界ではキャンプイベントがまだ珍しく、女性が主催する男女オープンなバイクキャンプというのもあまり例がなかったこともあり、アウトドアライター・重信修さんとSOTOの中の人が足を運んでくださったのが、『SOTO』と『ノマディカ』の出会いでした。興奮して、レギュレーターストーブST-310への愛を暑苦しく語ってしまった記憶が…(笑)。

 

それ以来、ノマディキャンプへの出展や協賛などで、アウトドア好きライダーを応援し続けてくれています。燻製教室を開いてくださるときは毎回人気で、「クタクタになるまでバイクで走ってキャンプ場では食べて寝るだけ、というのももちろんいいけど、早めにテントを張って、キャンプ時間そのものを楽しむのもアリじゃない!」という、ノマディカのゆるゆるな世界観に、美味しい色どりを添えてくれます。

 

 

■キャンプの新しい扉を開いてくれた『スライドガストーチ』

 

話は少しさかのぼり、私がまだバイクキャンプを始めたばかりの頃のこと。実は当時の私には、”炎”に対して苦手意識がありました。何しろ、コンクリートの町で生まれ育ち、バイクに乗るまでアウトドアの「ア」の字もなかったアラサー女。子どもの頃に焚き火をした記憶もないし、大人になってからも、喫煙者ではないのでライターすら縁遠い存在。身近な火といえば、台所で料理をするときにガス代から出てくる、スイッチひとつで点けたり消したりできるものでしかなかったのです。そんな大人が、ある日突然キャンプを始めた。しかもだいたいソロ。バーナーを扱うのもちょっとおっかなびっくり…。

 

そんな私がある日、どういう経緯かは忘れたけれど、『SOTO』のスライドガストーチを手にしました。火口が人差し指一本分くらい、にょきんと伸びる。たったそれだけで、着火という行為への余裕が生まれた! これには本当に驚いて、笑いすらこみ上げてきました。着火が怖くなくなったら、焚き火、ランタン…キャンプの楽しさがどんどん広がりました。今思えば、スライドガストーチが本当の意味でのキャンプの扉を開いてくれたんですよね。

 

 

 

■これからキャンプを始める人にも、すでにハマっている人も

 

あれから十余年が経ち、今回のプロジェクトで『SOTO』さんとコラボさせていただけることになったとき、その、私にとって思い入れの深い『スライドガストーチ』をぜひダブルネームに!とお願いしました。わかってます、スライドガストーチのダブルネーム品は、これまでにも様々なブランドさんから出されているということは。それでも、あの日私の体内に灯った「キャンプってめちゃくちゃ楽しい!」という小さなともしびが、十年以上も燃え続けてくれている奇跡とも思える幸せを、これ以上のカタチにできようか!

 

それからもうひとつの理由は、コレクターもいるくらいキャンパーの間で定番のこのギアも、キャンプビギナーさんに限っては、知らない人も多い。でも経験上、ビギナーさんにこそ早くたどり着いてほしい。とりわけ私のように、火の扱いに慣れていない状態でキャンプを始める人も多いであろう女性に。そのきっかけづくりの役に立てたら…という思いがありました。

 

奇しくも2020年は、感染症の世界的流行によって、キャンプも今までとまったく同じようには楽しめない状況が続いています。一日も早くこの禍が収束して、また何の心配もなく、心の底からお気楽に、キャンプを楽しめる日がくることを願い、能天気キャラ”ゆりこ”(←私が手紙の最後などにサイン代わりによく描いているイラストです)をデザインに散りばめました。こんな癒し系(?)のコラボスライドガストーチはきっとほかにはないので(照)、モノ・コト・バショを通じていつも一緒に遊んでくれるノマディカファンの皆様にはもちろん、コレクションしているキャンパーさんにもぜひ手にして、ほっこりしていただければと思います。

 

 

▲【SOTO × nomadica】スライドガストーチ nomadica 10周年バージョン ¥2,640(税込)

ノマディカストアと、『アースマイルビレッジ』の売店のみで、数量限定販売中!

(仕様など商品の詳細は、『SOTO』ホームページ内の製品ページでご確認ください。 )


この記事を書いた人

小林 夕里子
小林 夕里子

『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com

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