愛車も大掃除しないとね。ナカライの『サビトリキング』『メッキング』でクロームメッキーパーツを磨いてみた②
愛車に「史上”最鏡”」の輝きを。ナカライのクロームメッキ専用錆取り&コーティング剤、『サビトリキング』と『メッキング』で、83年製のレトロな愛車を磨いてみる年末レポートの続きです。それでは早速、前回の錆取り作業の成果をごらんに入れましょう!
今年一年ほったらかしにしてしまったスポークの錆が…
ここまできれいになりました!
前回も紹介しましたが、『サビトリキング』の使い方は、ボトルを振って、付属のクロスに取り、優しく磨いて、乾拭きするだけ。それだけで、これが…
このとおり!
気持ちイイ~! と、爽快感に浸る前に、メッキを保護するコーティング剤、その名も『メッキング』で仕上げます。こちらも使い方は簡単で、屋外または換気ができる場所で、ボトルの蓋を開け、
付属の専用クロスに1~2滴取り、
磨いた個所に薄~く伸ばして、専用のクロスの乾いた部分で乾拭きする、以上です。
ただし、注意点がいくつかあって、
・配合されたクロームの光沢剤が虹ムラになりやすいため、ムラがなくなるまでとにかく薄く伸ばしながら塗布する
・塗布後5~10分ほどで硬化が始まるので、それまでに虹ムラが残っていないかを確認する
・塗布後24時間は水がかからないようにする(3~5日で完全硬化)
この3点に気を付けながら作業します。すると…。
もうこれでもかというほど輝きを放つ私の愛車…。まさにこれ、史上”最鏡”!
錆びていたサイドスタンドもこの通り。足回りを磨くと、バイク全体がきれいになったように見えますよね。生まれ変わったみたい!
というわけで、ナカライのケミカルの、噂通りの効果を実感できて大満足。薬剤のチカラを最大限に活かす専用クロスが付いてくるところと、その使い勝手がとてもよいところも気に入りました。特に『サビトリキング』のクロスは洗って繰り返し使えるのがありがたい。
実は今回、上の写真のように落としきれなかった錆もあったのですが、これは私がまだ不勉強だった昔、金たわしやワイヤーブラシで錆をゴシゴシ擦り落としていたせいで、メッキが傷つき、その中に錆が深く付いてしまっている個所でした。もっと早くサビトリキングに出会っていたら…。まあ、これも13年来の相棒との歴史かな。悔しいけど。
みなさんも、錆は力づくで落とそうとせず、ケミカルを上手に使ってメッキを保護してあげてくださいね。クロームメッキパーツがある愛車には、迷わず『サビトリキング』と『メッキング』で、気分スッキリよい年越しを!
<文・写真/小林夕里子>