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愛車も大掃除しないとね。ナカライの『サビトリキング』『メッキング』でクロームメッキーパーツを磨いてみた①

年末と言えば大掃除。先日、換気扇まわりをピカピカにして、もう大掃除を終えたような爽快感に浸ってしまっている編集長です、こんにちは。

 

さて、家の掃除も大事ですが、今年も元気に駆け回ってくれた愛車の汚れも、きれいに落としてあげてから新年を迎えたい。スポークのサビ、今年はほったらかしにしちゃったな。でもこの寒波の中、あの地道な作業をするのか…と、なかなか動き出せないでいた私の重い腰を上げてくれたのが、こちらのケミカル。

 

 

ナカライサビトリキング』と『メッキングです! もう完全に、ネーミングにやられましたよね。職業柄、語呂合わせ的な商品名に激しく惹かれちゃう性分です。ちなみにキャッチコピーは、「史上”最鏡”」(ズッキュン!)

 

そのサビトリキング』と『メッキングは、メッキ加工のプロが作った、クロームメッキ専用の錆取り剤および保護剤です。なぜ専用品なのかと言えば、クロームメッキの表面には、ほかのメッキとは違い、目に見えない無数の穴が開いているからだそうです。この無数の小さな穴に水滴や埃がつくことでメッキが傷んで、そこに錆が発生する、というメカニズムなんだとか。

 

サビトリキングはこのメカニズムに着目し、メッキに反応しにくい薬品を使うことで、極力メッキ皮膜を傷つけずに、でも錆はしっかり落としてくれるとのこと。試してみようではありませんか。

 

まずは愛車のどのパーツがクロームメッキかを今一度確認します。スラッペ(愛車の名前)の場合は…。

 

 

タイヤのスポークと、サイドスタンドです。ちなみにここだけすでにピカピカなマフラーは、昨年換えたばかりのステンレス製で、鏡面仕上げのステンレスには使用しないよう説明書にあるので除外します。

 

スポーク、錆びてます…。

 

 

サイドスタンドも、水が溜まりやすい部分が錆びてます…。

 

 

さて、『サビトリキング』の使い方はとても簡単。ボトルをよく振って、

 

 

付属の専用クロスにたっぷりと取り、

 

 

錆の部分に薄く伸ばすようにして、優しく擦ります。

 

 

『サビトリキング』は錆だけに反応するよう作られているものの、強く擦りすぎると研磨剤によってメッキが剥がれ、傷の原因になってしまうので、”優しく”磨くのがポイント。こんなに優しくで本当に落ちるのかな…と半信半疑で少しの間擦ってみると、

 

これが…

 

こうなりました!

 

なにこれラクラクじゃないですか(喜)。

 

 

サイドスタンドも、しばらく優しく擦っていたらここまで落ちました。楽しい!

 

「寒いのヤダ」とあれだけ縮こまっていたコバユリはどこへやら、スポークを1本ずつ計80本(!)、喜々として磨き上げるのでありました。続く。

 

 

<文・写真/小林夕里子>


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