愛車とリフレッシュしたい大人のための軽井沢・浅間エリアおでかけマガジンkaru×2(カルカル)

『カルカル』はモーターライフとアウトドアを楽しむ大人に向けてこだわりあるライフスタイルを提案。アクティブな女性を応援する「WOMANブログ」好評更新中!

       

検索

鬼押出し園にクルマ好きが集まった!『浅間サンデーミーティング』

県を跨ぐ移動が全国的に解禁となった先週末の6月21日(日)、乗り物好きが浅間山北麓に集う月に一度のミーティング『浅間サンデーミーティング』(ASM)が、群馬県嬬恋村にある観光名所・鬼押出し園の駐車場で開催されました。今回のテーマがドイツ車、北欧車、ヤングタイマー(80~90年代製のちょっと懐かしいクルマ)ということで、テーマにドンピシャなバイク、BMW R80G/Sを相棒にするわたくしコバユリも、マスクと除菌グッズを携え東京から走りました!

 

会場となった鬼押出し園の第1駐車場へは、鬼押ハイウェー・峰の茶屋料金所から約6km(片道:四輪280円、二輪150円。往復割引あり)。晴れていれば浅間山の絶景を見ながらの快走ロードですが、この日はあいにくの雲行きで白一色。しかし駐車場が見えてくると、待っていたのはたくさんのクルマと、それを楽しそうに見て歩くたくさんの人!

 

▲会場となった鬼押出し園第1駐車場。およそ80台が来場し、駐車スペースはほぼいっぱいに。

 

▲未来のライダー現る!? 私の愛車と一緒に写真を撮りたいと、自慢の電動バイクとともに可愛い目線をくれた女の子は軽井沢からのご来場。

 

▲見学のための入場はバイクやテーマ外の乗り物でもOK。東京都品川区のカルカル配布協力店で、旧いBMWモーターサイクルの修理を専門とする『ボクサーハウス』からのご一行!

 

 

入場無料のこのミーティングでは、毎回テーマに沿ったコンテストが用意されており、1,000円でエントリーが可能。エントリー車両にはナンバー票が置かれ、見学者はその中から一番気に入ったクルマに投票。上位入賞者には賞典が贈られます。クルマは目下勉強中のわたくし、「風光明媚な場所に自動車を並べてデザインの美しさを競い合う」このような集まりを”コンクール・デレガンス”と呼ぶことを知る。フランスが発祥と聞き、そういえばフランスの街並みには新旧美しい車があふれていたなあと思い出しました。

 

▲ミーティングを進行する『浅間スポーツカークラブ』の若手スタッフ。若いけれどクルマの知識の豊富さは年相応にあらず!

 

 

その、浅間山北麓を舞台にしたコンクール・デレガンス、今回は賞典の協賛が多く、たくさんの受賞者が出て会場も大いに賑わいました。ここではその中から、コンパクトカー好きの筆者が完全なる個人的趣味により選んだ2台をご紹介します!

 

【前から乗り降りする衝撃! BMW イセッタ300 ブライトン】

岐阜からお越しのIさん、愛するイセッタとともにASM初参加。イセッタの歴史は、BMWの二輪「R-25」のエンジンを搭載した「イセッタ250」から始まっているんですよね! こちらは1961年製の英国向けモデルで、右ハンドルの三輪仕様。これで愛犬たちと一緒に、ご夫婦であちこちドライブをされているというから素敵です!

 

【40周年の節目に出会えた! フィアット パンダバン】

今年40周年を迎えたフィアット・パンダ。わたくし、まだカクカクしていたこの時代のパンダも大好きで、初めて生で見るバンタイプに大興奮! 東京からASM初参加のオーナーNさんによると、新車購入して乗っていた1997年製のパンダに、イタリアから持ってきた後ろの部分を10年前に後づけしたのだそう。こんなクルマでキャンプ旅なんてできたら粋だわ~。

 

 

越境解禁の喜びもあり、終始たくさんの笑顔に包まれていた『浅間サンデーミーティン』、次回は7月19日(日)に開催予定。まだ体験したことがないモータリストの皆さんは、スケジュールを要チェックですよ! 詳細はまたkaru×2 webでもご案内します。

 

《文/小林夕里子 写真/浅間スポーツカークラブ、小林夕里子》


この記事を書いた人

小林 夕里子
小林 夕里子

『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com

あわせて読みたいおすすめ記事