
【WOMANブログ】新春を味わう!ぶらり信州諏訪地方と酒蔵めぐりのすすめ(コニタン)
≪文・写真/小西珠美≫
みなさんこんにちは!日本縦断バイク旅を経て、伊豆に移住したバイク女子、コニタンです。
▲キャンプ場で「酒粕で作ったクッキー」を配りました。
山を中心とするアウトドアが大好きで、沖縄〜青森までたくさんの登山もしました。そんな私がバイクで日本縦断中、圧倒的な山岳風景を誇る長野県に惚れ込むのは必然のこと。
実はその流れで昨年より、冬場は諏訪の歴史ある酒蔵の「蔵人(くらびと)」をしております。
▲筆者は左。
ちなみに蔵人とは、日本酒を作る職人のことで、日本酒作りは一般的に10月〜3月が仕込み期なのです。
そこで今回は、私の愛する長野県諏訪地方の、酒蔵めぐりを始めとする楽しみ方についてご紹介します!
■酒蔵めぐりは冬がおすすめ!?
山の冷えた空気と澄んだ水、長野県は日本有数の酒どころです。「新酒」とは、秋に収穫されたばかりの酒米をすぐに仕込み、冬ごろに絞られたお酒のこと。つまり、日本酒のボジョレーヌーボーですね。
新酒はシュワシュワとした口当たりに、若々しさを感じる味わい。発酵がビンの中で進むので、数日に分けて味の変化を楽しみながら呑んだりもします。
そんな中で上諏訪は、甲州街道沿いの400mの区間に歴史66年〜360年の酒蔵が5蔵も建ち並んでいるのが大きな特徴!
5蔵を巡るスタンプラリーも開催されており、各蔵では2000円でお得なプレゼントなどがついてくる「ごくらくセット」という券を販売しています。
冬〜春にかけて各蔵がこぞって新酒を出すので、まとめて違いを味わってみてはいかがでしょうか?
■名物お昼ご飯スポット
旧街道や宿場町があり、歴史と文化が深く刻まれた諏訪は、散策にもってこい。疲れたら美味しいものを食べて元気を出しましょう!
バイク乗り御用達「太養パン」
オーナーや娘さんも旅するバイク乗りということで、バイク乗りたちの間で口コミで広がっています。駐車場があるので、ドライブで寄ることもできます。名物サバサンドは1つで大満足の超ボリュームパン!
カフェ&古材「リビルディングセンター」
古いけどまだ使える・なんだか懐かしい、そんな古道具や古材が詰まった”リビセン”こと「リビルディングセンター」。おしゃれな「太養パン」やゲストハウスなど町の再建築も行っています。1Fの落ち着いた雰囲気のカフェでゆっくり脚を休めましょう。
諏訪名物味噌天丼「いずみ屋」
海が遠く、巨大な諏訪湖のある諏訪では、淡水魚を食べる習慣があります。わかさぎや川海老などが載っている名物の味噌天丼がおすすめ。
春先は5蔵の新酒飲み比べセットなどもメニューに載っています。
■風情ある温泉がたくさん
散策を楽しんだら、温泉で体を休めましょう。諏訪にはレトロで安い温泉がたくさん!
片倉館
映画「テルマエ・ロマエ」の撮影にも使われた温泉施設で、昭和初期に作られた大きな建物そのままに今も愛されています。ぜひ館内の見学もセットで。
旦過の湯
諏訪の公衆浴場は、組合員のみ利用可のところもありますが、ここは一般客も入ることができます。大人240円でアメニティなし。ちょっと熱めのお湯で体を芯まで温めましょう。
■終わりに
見どころいっぱいの諏訪は、お泊まりドライブ&ツーリングがおすすめ!今回紹介したところはどれも駅周辺で宿泊場所もたくさんあるエリアです。ぜひ泊まって呑み歩きをしましょう!
ツーリングコースとして名高いビーナスラインも近いので、ドライブやスキーの予定とセットにしてはいかがでしょうか。(冬季通行止め区間あり)
《小西珠美》
伊豆在住のフリーデザイナー&ライター。キャニオニング、ボルダリングジムでアシスタントガイドもしながら、公私共に自然に囲まれた毎日を送る。愛車はホンダ シャドウ400、XR250、三菱タウンボックス。
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