【WOMANブログ】紅葉の秋到来!立山で、登山しなくても味わえる標高3,000m峰の絶景キャンプ!(コニタン)
≪文・写真/小西珠美≫
みなさんこんにちは!絶景求めて全国へ、バイク女子コニタンです!
バイクで移動し、沖縄から青森まで全国の山々へ登ったのですが、やっぱり登山は秋が一番楽しい。
先日、紅葉シーズン最初に行った立山「雷鳥沢キャンプ場」がとにかく絶景だったのですが、私のような本格登山をする人はもちろん、しない人でも楽にアクセスできるので、ここでおすすめしちゃいます!
■キャンプ場へのアクセス方法
3,000m峰に囲まれた標高約2,400mの「雷鳥沢キャンプ場」へは、最寄りの「立山室堂駅」から徒歩で45分の道のりです。そして室堂駅までは「立山黒部アルペンルート」と呼ばれる富山側と長野側からのルートがあります。
それぞれ、富山側からは「立山駅」からケーブルカー→高原バスと乗り継いで約1時間。長野側からは「扇沢駅」から電気バス→ケーブルカー→ロープウェイ→トロリーバスとたくさん乗り継いで約1時間で「立山室堂駅」に到着です。
環境を守るためのマイカー規制があり、自家用車はそれぞれの駅で駐車することとなります。私は長野側の「扇沢駅」に車を停めて、立山を目指しました。
普段目にしないような乗り物の連続で、移動も楽しい!また、乗り換え途中で黒部ダムの上を徒歩で移動するのですが、これが何度見ても圧巻。
せっかくなので、資料館「新展望広場特設会場」にも寄りましょう。この大自然の中に、当時の技術を全投入しただけでなく環境にも配慮して作られた黒部ダム、立山黒部アルペンルートのすごさが伝わってきます。
ところで、今回は2泊3日で紅葉を堪能する為に、初日はできるだけ朝早い便でキャンプ場について山を散策したい!ということで、前日車中泊をしました。愛車の三菱「タウンボックス」にコットを敷き、登山のザックは助手席に載せ、食料や着替えをコンテナに入れれば、広々快適!
■立山室堂駅〜キャンプ場の魅力
絶景と130種類の高山植物
交通機関を使って3,000m峰のすぐ近くまで来られちゃう手軽さがなんといっても魅力。「立山室堂駅」を出ると目の前に高山植物の楽園が広がります。特に秋は実りの時季。国立公園なので採取はできませんが、食べられる実もあるので探してみてくださいね。
先ほども書いたように、「立山室堂駅」からキャンプ場までは石畳を45分歩いて行きます。ちょっと長いですが、途中、硫黄ガスが吹き出す「地獄谷」や複数の山小屋、「ミクリガ池」「ミドリガ池」「血の池」などがあり、飽きることはありません。
選べる温泉と宿泊施設
キャンプ場までは階段や勾配もあるので、キャンプ道具は軽量を重視して持っていくといいかもしれません。酒もつまみもたっぷり持ち込むには、筋肉で解決しましょう。
テントから見る、朝日や夕日に染まる山は言葉を失うほどに美しいですよ。
私のおすすめは、星空の下で眠るキャンプですが、重い荷物を運べないという方は、「立山室堂山荘」「雷鳥荘」「雷鳥沢ヒュッテ」など温泉付きの宿泊施設も複数あるので、ぜひそちらをご利用ください。
また、キャンプ場の利用者も、近くにある山小屋の展望抜群の温泉を立ち寄り湯として利用できます。キャンプなのに温泉付きは嬉しいですね!
お手軽登山
ここまで来たら、普段登山をしない人でも歩いてみたいですよね。登山口がそこらじゅうにあるので、散策〜本格登山まで、色々なコースを選ぶことができます。
頑張って稜線上まで出られれば、年中溶けない「雪渓」や、天気がよければ近隣の北アルプスはもちろん富士山までも見渡せます。
魅力いっぱいの山々は、今が紅葉のシーズン真っ盛り!登山する方もそうでない方も、ぜひ立山の秋を堪能してみてください。
■YouTube始めました
車中泊や、バイクで行く登山、キャンプの旅、そしてその道具紹介を「コニタン@バイクでキャンプと登山」というYouTubeチャンネルで配信しています。今回の立山の旅も近日アップしますのでよろしければチャンネル登録してお待ちください。
《小西珠美》
伊豆在住のフリーデザイナー&ライター。キャニオニング、ボルダリングジムでアシスタントガイドもしながら、公私共に自然に囲まれた毎日を送る。愛車はホンダ シャドウ400、XR250、三菱タウンボックス。
ツイッター:https://twitter.com/koni_tama
インスタグラム:https://www.instagram.com/koni.t.am/