『カルカル』はモーターライフとアウトドアを楽しむ大人に向けてこだわりあるライフスタイルを提案。アクティブな女性を応援する「WOMANブログ」好評更新中！

《文／小林夕里子　写真／ツアラテックジャパン、小林夕里子》

みなさんは『IFRD』というイベントをご存知ですか？ 正式名称を『International Female Ride Day』、日本語に訳すと『国際女性ライド・デー』。

バイクを愛する女性たちが「ただ楽しくバイクに乗って走る」ことを目的とした、とてもシンプルなイベントです。女性ライダー向けのオンライン雑誌『MOTORESS』の創設者・ヴィッキー・グレイ氏が仲間とカナダでスタートし、16年の間で世界に広がりました。毎年5月の第一土曜日に、世界各国で女性たちが、お互いを応援し支え合いながら、「Just Ride!」を合言葉にバイクを走らせているんです！

…と、ここまでは、アドベンチャーライダーに向けたツーリング用品を揃える『ツアラテックジャパン』の女性スタッフさんから教わりました。というのも、今年その『IFRD』をツアラテックジャパンのサポートにより開催するとのこと。つまり日本初開催！ そう聞いた私コバユリ、イベントに参加するため、神奈川県相模原市にあるそのお店へ、愛車のスラッペ（BMW R80G/S）に跨り向かいました！

イベント開始時間である正午の30分前には着いたのですが、すでにバイクがたくさん並んでいて大興奮！ このあとも女性たちが続々到着して、さらに賑やかさを増していきます。

▲『ツアラテックジャパン』の女性スタッフ、総称”あひる隊”。左があひる隊長のYUMIさん、右があひる隊2号のKUMIさん。今回のイベントは、アメリカ滞在歴が長いKUMIさんの発案からかたちになったとのこと。

イベント受付で参加費（1000円）を払うと、『IFRD』ウィンドスクリーン・デカールと、記念キーホルダーのセットをゲット。さらに、アメリカンなランチとドリンクをいただきます！

▲これを貼るためにウインドスクリーンを着けてしまいたくなる記念デカール。キーホルダーはすぐポーチに提げました。

▲こんがり網焼きアツアツのフランクを挟んだホットドック！ 女性同士おしゃべりしながらいただきます。

ランチ後は、倒れたバイクの引き起こし講座＆体験会。ごろんと横たわるのは、巨大なBMW R1250GS。ひえ～。

▲見本を見せてくれたのは、あひる隊1号のHORIさん。この後、華奢な体で難なくバイクを起こします。マジか！

これを見て、やってみたい人が続出。私も好奇心を抑え切れずにチャレンジ。

▲KUMIさんに支えてもらってなんとか成功！ コツをつかめると、俄然自信が湧いてきますね。

そして、店内ツアーを挟み、

▲工具やタイヤ空気圧モニターなど、安全にかかわる用品を中心に、特別に10%オフ！ ということで、あひる隊のみなさんに製品説明をしてもらいながら店内を見て回りました。

いよいよメインイベントであるグループライドへ！

3つのグループに分かれて、それぞれをライディング経験豊富なあひる隊のみなさんが率いてくれる上に、男性のヘルパーさんが着いてきてくれるという安心体制。相模原の豊かな自然を味わえる楽しいワインディング（全舗装）を紡ぎ、途中”美味しい”休憩にも立ち寄って、2時間ほどのツーリングを満喫しました。

▲「もう10日家に帰ってません！」と、ゴールデンウィークを遊び尽くすダート女子から、

▲「バイクって本当に素晴らしいですよね！」と目をキラキラさせるビギナーさんまでが楽しみました！

▲スイーツタイムはクリームパンが人気のお店へ。みんないい笑顔！

無事に『ツアラテックジャパン』へ戻り、夕方お開きに。「またどこかで！」と三々五々に帰路に着く女性たちのイカシタ背中を見送りながら、海外の女性たちはどんなふうにこの日を楽しんだのか、俄然知りたくなりました。インスタグラムで「#ifrd2022」のハッシュタグで検索すると、数えきれないほどの笑顔が！

©Instagram

女性がバイクに乗り続けることには、男性に比べると多くのハードルがあるわけですが、その女性同士でシンプルにつながりを感じるだけでもパワーをもらえる、結果バイクがもっと好きになる！ そのよい循環が目に見えるような素敵な一日でした。もう20年もバイクに乗っている私でも、ますますバイク愛が止まらないなんて！

次の開催がもう楽しみです。

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