あなたはコスパ派?軽量派?”テンマクデザイン×ノマディカ”のツーリングテント『テンゲルコンパクト』続報
《文/編集部 写真/テンマクデザイン、ノマディカ》
先月に下の記事でも紹介した、テンマクデザイン×ノマディカのコラボツーリングテント『テンゲルコンパクト』。
今年4月下旬の発売まで詳細を待ちきれない!というバイクキャンパーの皆様に向けて続報をお届けします。
■テンマクデザイン×ノマディカの”テンゲル”シリーズとは?
アウトドアブランド『テンマクデザイン』とライダーのためのMOTOアウトドアブランド『ノマディカ』の初コラボレーションワークが、2015年に発売されたツーリングテント『テンゲル』。ロングキャノピーと天井の高さが特徴的で、ビギナーから熟練キャンパーまで幅広い層に受け入れられました。その後、バイクに積みやすい収納サイズや、室内の使い勝手のよさはそのままに、ツーリングテントとしてより標準的な3本ポール構造のテント『テンゲルスタンダード』にリニューアルして現在に至ります。
▲現在発売中の『テンゲルスタンダード』。
『テンゲルスタンダード』の魅力は快適さと”コスパ”。耐久性のある品質を保ちつつフレームと生地のコストを見直すことで、税抜き2万円を切る良心価格を実現する一方で、前室の使い勝手はフレームが入ったことでさらに向上しています。バイクのパニアケースやトップケースを置いても余裕の広さ。状況に応じて出入口を3パターンにアレンジできる仕様も、一度体験すると手放せない便利さです。
▲『テンゲルスタンダード』のフロントフラップを巻き上げた状態。
(※写真のグリーン色は既に販売が終了しています。)
▲フロントパネルに加えて左右のサイドパネルも開放できます。正面のパネルでプライバシーを守りながらの出入りを可能に。
(※写真のグリーン色は既に販売が終了しています。)
■使い勝手のいい前室がさらに進化!『テンゲルコンパクト』はおこもりソロキャンプにぴったり
今春リリース予定の新作『テンゲルコンパクト』は、ネーミングの通り、『テンゲルスタンダード』よりコンパクトなつくりで、インナーテントの床面積、天井の高さともに、ひと回り小さい設計です。
つまり単純に、『テンゲルスタンダード』よりも収納サイズが小さく、重量も軽いわけですが、これだけではないのが『テンゲルコンパクト』。前室がさらに進化し、キャノピーポールを使って張り出すとタープなしでも快適空間を創れるフロントフラップに、サイドウォールが新たに備わりました。これにより、雨の日の快適性が向上し、プライべート感も増して、おこもりソロキャンプもじっくりと楽しめます。タープがなくてもこの快適性。まさにライダーのためのツーリングテント!
▲新たに追加されたサイドウォール。
ちなみにこのサイドウォールは、状況に応じてさらにアレンジが可能。これについては改めてレポートしたいと思います。
■あなたはコスパ派?軽量派? ポールの材質により2種類
コンパクトなだけではない、テンマクデザイン×ノマディカ『テンゲル』シリーズのニューフェイス『テンゲルコンパクト』は、ブリックレッド(フライシート)×カーキ(パイピング)の1色展開で、フレームの材質の違いにより下記の2種類がリリース予定です。
【テンゲルコンパクト】=ファイバーグラス製フレーム:本体価格 18,000 円(税込 19,800 円)<重量約4.89kg>
【テンゲルコンパクトライト】=アルミ製フレーム:本体価格 24,800 円(税込 27,280 円)<重量約4.27kg>
※重量はフロントアップライトポール2本を含んだ数値です。
これだけ充実した仕様で税込み2万円を切るコスパはかなり魅力的! 片や、アルミフレームを採用して約620g軽量化した『テンゲルコンパクトライト』も、積載荷物を軽くしたいライダーにとっては、差額を投資する価値アリですよね。
また続報をお知らせします!