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【WOMANブログ】ついに私もカブれました!? クロスカブ110を増車しました(コバユリ)

《文・写真/小林夕里子》

 

 

 

これは人生初、ハイエースを運転して笑顔ダダ漏れのコバユリです。

 

イエス! ついに憧れのハイエース(友達の)を運転した!(させてもらった!)

 

バイクはこれだけ乗り回すのにどういうことか?と自分でも思うくらい、クルマの運転技術に乏しい私は、ハイエースを軽々操るカッコイイ女に長年憧れてきた。その野望をついに叶えるクルマ旅に出たのは3月のこと。しかし、助手席からハラハラと私を見守る友人を尻目に、クールなハイエース女子を気取り“片手でハンドルぐるぐる”を試みるたびに、右肘をドアにぶつけて痺れる(泣)。3回繰り返した時点で諦めました、とほほ。

 

新東名高速道路を一途西へ。駿河湾沼津サービスエリアで車中泊。ホテルハイエースは快適そのもの! おめざに食す、久々のしぞーかおでんに浮かれて、別添えするはずの味噌だれを容器の中にぼとりと落としてしまったうっかりさんです。汁濁る。

 

 

 

東京の外れから300km弱走った頃、下道に下りるとそこは三河。スーパーのえびせん・かにせんコーナーの充実っぷりに驚きつつ…!

 

▲海鮮せんべい好きには天国のような光景なんですが、三河エリアはこれデフォルトですか!?

 

目的地に到着。

 

▲バイクショップ~!

 

愛知県岡崎市の国道248号沿いにデーンと構える『モトハウス248』は、以前コバユリが人気女子ツーリング企画のゲストに呼んでいただいたことがあり、カルカルのフリーペーパー版の配布にもご協力いただいたバイクショップ。ここでかねてより私のお迎えを待ってくれていた、新しい相棒を紹介します!

 

 

じゃじゃーん! クロスカブ110です! 今回とてもお世話になったスタッフさん達と記念にパシャリ。

 

わたくしの拙書『へなちょこライダーが行く!~迷えるアラサー女の北海道バイク紀行~』の読者様は覚えてくださっているかと思いますが、私が初めて北海道ツーリングに出かけた18年前、行きのフェリーで出遭い意気投合したカブ乗り娘の目がきらきら輝いていたこと。それと、かつて伝説のツーリング雑誌『アウトライダー』で、小説家・斎藤純さんの綴る知床カブ旅の世界観が素敵で、「いつかバイクを降りるときが来るその前に、北海道を小さなカブでじっくり走る旅をしたい」と、ずっと思ってきました。もちろんまだまだバイクに乗り続けるつもりだけど、コロナ禍でいろいろなことを思い、そろそろ実行に向けて動き出すときかしら…とぼんやり思い始めた矢先に、よきご縁に恵まれました。

 

 

ハイエースに揺られたクロスカブ、わが家に無事到着。15年来の相棒、BMW R80G/Sの名前が”スラッペ”なので、このコの名前は”クロっぺ”に決まりました~パチパチパチ。ふたりとも、冒険野郎ないい顔してる!

 

これから、クロっぺを旅バイクに育てていく様子をこちらでもお伝えするかと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。

 

さあ、旅するぞー!


この記事を書いた人

小林 夕里子
小林 夕里子

『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com

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