2022年度版発売間近!ツーリングライダーのバイブル『ツーリングマップル』編集部に突撃してきました
《文・写真/小林夕里子》
こんにちは、カルカル編集長のコバユリです。突然ですが、みなさんがバイクの免許を取って最初に手に入れたツーリング用品って何ですか?
私は、父親から手渡された「地図」でした。
そもそも、方向音痴で機械音痴でそそっかしくておっちょこちょいな私がバイクに乗ることなど、当然親はそろって賛成してくれなかったのですが、「バイクで公道に出ることは許さないが、免許は財産だからして、教習所には通いたいなら通うがよい」と、許してくれているんだかいないんだかよくわからなかった父。実は元ライダーでした。
私は小型限定二輪の卒検に無事合格すると、秘密裏にバイクを入手。後日、自慢の愛車を見せて「もう買っちゃったし!」と強引に許しを請いました。するとしかめ面をしていた父が、「ちょっと貸しなさい」と言って私の手からバイクを取り上げ、跨ったかと思うと、当時住んでいたマンション前の駐車場をぐるぐる走り始めた。なんかちょっとうれしそうだし、何なんだその華麗なUターン!
その数日後、「くれぐれも気をつけて走りなさい」と言って私に差し出したのが、ツーリングのための地図、昭文社の『ツーリングマップル関東甲信越』でした。
そんな29歳の冬以降、私のバイクライフをずっと支えてきてくれた『ツーリングマップル』。家でも手の届くところにあるのが当たり前のように過ごしてきたので、使ったことがないと言うライダーに会うとびっくりしてしまう癖が抜けません(笑)。
その私が、「いつか、いつか! こんなすばらしい地図をずっと発行し続けている編集部様に、感謝の気持ちを伝えたい!」と長らく抱いていた野望を、先日えいやっと叶えてまいりました!
編集部様を突撃すると、わっほー!! いきなりツーリングマップルファン垂涎の光景にご案内いただき大興奮! この日は偶然にも、できたてほやほやの2022年度版の、関係者への配送作業が行われていました。今年も表紙には、旅を感じる写真がズラリ。みなさんは、通常版とR版、どちらを使っていますか?
舛木編集長、はじめまして。このたびはお時間をいただきありがとうございます。いつも大変お世話になっております! テーブルに並べてくださったのは、発売を間近に控えた通常版。昨年も新型コロナの影響で実走調査が思うように進められず、編集作業がズレ込み大変だったとか。それでもこうして期日までにカタチにする男。紙媒体をつくることの緊張感。チームワーク! 書籍好きとしてもたまりません。
というわけでこちらが2022年版のラインナップです。うーん、どの表紙が一番好きかな?なんて見比べながらニヤニヤしちゃいます。恐れ多くも1冊手に取り、ページを開いたら、読み始めて止まらなくなり、編集長との会話がしばし沈黙と化していることにハタと気づいて静かにページを閉じました…(照)。
昭文社様、編集部様、これまでもこれからもありがとうございます! 引き続き私たち旅好きライダーに、『ツーリングマップル』を通じてバイク旅のワクワクを届け続けてください!!
▲長らくの野望が叶った記念にパシャリ。
その『ツーリングマップル』、2022年度版は3月16日(水)に発売です。書店によっては並び始める日も異なるので、確実に入手したい人はAmazonからの予約購入が吉ですよ。
というわけで、今年もツーリングマップルと一緒に走り出します!
この記事を書いた人
『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com