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東京モーターサイクルショー2022レポート:『ツーリングマップル』編集部が注目したツーリングモデルはコレだ!

《文・写真/小林夕里子》

 

去る3月25日から27日まで、東京ビッグサイトで開催された東京モーターサイクルショー。3年ぶりとあって、楽しみにしていた読者さんも多かったことと思います。もちろんわたくし編集長コバユリも、スキップ踏んで行ってまいりました!

 

 

 

浮かれていたのはほかにも理由がありました。なんと今回、ツーリングライダーの愛読地図、昭文社の『ツーリングマップル』編集部様とカルカルの夢のコラボ取材が実現! 長年のツーリングマップル愛読者でもあるわたくしとしては非常に感慨深いものがあり、興奮で早くも喉がカラカラです。

 

そんなわけで、今回カルカルでは『ツーリングマップル』編集部よりこのお三方と一緒にショーを見て回り、今回最も気になったツーリングモデルをお一人ずつ伺いました!

 

▲左が舛木編集長、右が関東甲信越を担当する編集プロダクション・フィネスより中村聡一郎氏、そして中央が東北を担当する鉄人ライダー・賀曽利隆さん。開場前からやる気みなぎるカソリポーズ!

 

 

■関東甲信越担当・中村氏が選んだのは『タイガー』のダウンサイズモデル


東京を拠点とする私が一番お世話になっている『ツーリングマップル』関東甲信越版の実走取材を毎年こなす中村氏は、実際にお会いすると長身の大男。3年ぶりのバイク熱に包まれる東京ビッグサイトを、ブースからブースへと、物言わぬ迫力を醸しつつガシガシと歩きます。

 

そんなワイルド中村氏の足がふと止まったのが、トライアンフのブース。「これこれ、見たかったんだよね~」と指さしたのがこちら!

 

 

昨秋トライアンフから発表され、日本でも今年リリースされたばかりの『タイガースポーツ660』。トライアンフのアドベンチャーカテゴリを担うタイガーシリーズの最小排気量モデルです。以前私がこちらの記事でも試乗レポートした『トライデント660』と同じエンジンを積んでいるそうで、そのスポーティーな走りをぜひ試乗してみたいと思いつつも、やや高めのシート高(835mm)にビビッてずっと二の足を踏んでいる私に、大男、中村氏。

 

「タイガーなのにコンパクトなのがいいよね!」(グサッ。)

 

それと、実走取材は基本的に泊りがけなので、荷物をたくさん積めるバイクが好きとのこと。3ケースが付けられるタイガーの積載力も大きな魅力だそうです。

 

 

■”鉄人カソリ”が太鼓判を押すのはスズキのVツインスポーツ


ツーリングマップル』東北版を担当する”鉄人カソリ”と言えば、『スズキ Vストローム』で世界一旅している男。やはりVスト推し…かと思いきや、意外にも一目散に歩み寄ったのはこちらのモデルでした!

 

 

最新の排ガス規制に適合した2022年モデルが発売されたばかりのスズキ『SV650 ABS』です。Vストのイメージが強い賀曽利さんですが、『ツーリングマップル』の実走取材では毎年異なるモデルを足にされています(ちなみに2022年版では『Vストローム250』と『ジクサーSF250』)。そして、その中でもお気に入りなのがSV650なのだそうです!

 

「小林さん、実走取材のときはですね、いい走行写真も撮らないといけませんから、カメラマンの指示で狭い山道も繰り返し行ったり来たりするでしょ? そんなときにこのSVはですね、クイッ、クイッと楽にUターンできる。もうね、体と一緒になってきびきび動いてくれる、とてもいいバイクなんです!」

 

確かに跨ってみると、400ccかな?と思うくらいの、コンパクトで自然なライディングポジションに思わずニッコリ。そしてチビージョの私(身長154cm)でも不安ない足つきに驚きました。バイク旅では思わぬ道に迷い込んでしまうこともあるから、取り回しが楽なバイクがうれしいですよね。私もSV650、走らせてみたくなりました!

 

 

■大型教習目前の舛木編集長を誘惑する話題のカブ


 

 

日々編集長業務で忙しい舛木氏、ついにこの春大型の免許を取る宣言! 今回のメンバーの誰よりも真剣な面持ちでバイクを見て回っていたわけですが、ホンダブースの『クロスカブ110』の前で足が止まり、「せっかくだから小さいのも…」と跨って、ジッと動かなくなり、やがてひと言。

 

「いいかも…!」

 

最新の排出ガス規制に対応した新エンジンを搭載し、前輪ディスクブレーキ+ABS、何よりキャストホイールにチューブレスタイヤを採用してイメージが大きく変わった、話題の最新モデルです。

 

「荷物がたくさん積めそうだし、小回りも効きそうだし、買い物にもツーリングにも使えそうだし、実は万能選手なのでは…。」

 

確かにそうなんだけれども、これから大型教習にチャレンジしようとしている人の意欲を欠いてはならん!と、話題の『ホーク11』なども見て回ったのですが、結局ニコニコとここに帰ってくるというまさかの展開でした(笑)。

 

 

来年度版にはどんなバイクが登場するのかもお楽しみ!


個性際立つ愉快なお三方との東京モーターサイクルショー取材は、『ツーリングマップル』制作過程の裏話も聞くことができて、1ユーザーとしてとても幸せな時間でした! 現在、来年度版の制作に向けて、早くも動き出しているとのこと。取材に使用される広報車両は果たしてどれになるのか!? ツーリングマップル公式ウェブサイト『Route!』やSNSでそんなことにも注目しながら、今年も『ツーリングマップル』とともに旅を楽しみたいと思います。

 

 

 

2022年度版発売中!【昭文社『ツーリングマップル』】

北海道/東北/関東甲信越/中部北陸/関西/中国四国/九州沖縄 全7版

・通常版(A5サイズ)2,200円(税込)

・R版(B5変サイズ)3,300円(税込)

 

<2022年度版でもアプリ「Route!」を搭載!>
昨年リリースされた地図アプリ「Route!」が今年もセットになっています。紙の書籍購入者は、同梱されているコードを使うことで、その書籍のエリアと同等範囲の地図をスマホのアプリで見ることができます。ページめくり不要なシームレスな状態で、自位置を表示し、走行ログを記録することも可能。プランニング時は書籍で、出かけるときはアプリで、というような使い方も!

『Route!』公式サイトでは、ツーリングマップルの使い方や、エリア担当者による取材記、ツーリングマップル公式YouTubeチャンネルの最新動画などが見られるのでぜひチェックを!

連携アプリ「Route!」公式サイト⇒https://www.touring.mapple.net/


この記事を書いた人

小林 夕里子
小林 夕里子

『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com

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