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【サポーターブログ】コニタンの浅間山麓探訪② 軽井沢『離山』で低山ハイキング!

カルカル読者の皆さま、こんにちは! 九州発の全国バイク旅を経て、信州に仮住まい中の『コニタン』です。先月から、浅間山麓の気になるスポットを紹介しています。佐久のパンカフェを訪れた前回のブログもぜひごらんくださいね。

 

さて、コロナで思うようにお出かけもできない今日この頃。私は、誰にも会わずにできるアウトドアとして、ソロ登山が大好きなのですが、この厳冬期に雪山ソロ登山はハードルが高い…

 

と思いきや。そうだ! 標高の低い里山なら、険しい高山の雪景色を遠目に、この時期もゆる〜く楽しめる!

 

というわけで今回は、別荘地のイメージが強い軽井沢で、「低山ハイキング」をして来ました。身体が芯からあったまる、「山ごはん」も合わせてご紹介します!

 

 

■『離山(はなれやま)』を歩こう

 

目指す目的地『離山』は、頂の平らな形状から「テーブルマウンテン」の名で親しまれる標高1256mの山。

 

▲見事なテーブル状の山容。

 

 

登山口は「東口」と「南口」がありますが、どちらも山頂まで約1時間で着くことができるお手軽さ! 東口はかなり整備された道が作られており、ちょっと物足りない気も。どうせなら山歩きを楽しみたいので、ランチの材料背負って「南口」よりスタートです。

 

歩いた登山ルートは、下山時に山頂直下を一周する下図。標高差は350m、距離5kmほど。冬の運動不足を解消と行きましょう!

 

▲南口から山頂直下をくるっと一周するコースです。

 

 

登山口に駐車場はないので、軽井沢駅付近の観光駐車場を利用しましょう。私は少し離れた『雲場池観光駐車場』へ停めて、雲場池を観光がてら登山口へ行くことに。オフシーズンで誰もいない雲場池には、悠々と泳ぐ水鳥、雪と枝の映り込みが絵画のような風景を作っていました。

 

 

▲木々の映り込みが美しい池です。

 

 

そこから別荘地を抜けて南口へ。入り口が少しわかりづらいのですが、『軽井沢町歴史民俗資料館』駐車場の下に登山口看板が立っています。

 

▲駐車場向かって左手に登山口があります。

 

 

すっかり葉の落ちた冬の森へ踏み入ると、静かで明るく、時折、木々の擦れ合う音、昼の陽光に溶け出した雪がポッと地面に落ちる音が響いていました。

 

 

雪の積もる綿毛が、抜けるような青空にキラキラと白く輝き、非常に美しいです。

 

積雪は2〜5cmほど。通常の3シーズン用登山靴で問題なく歩けますが、山頂付近は木道が凍って滑りやすかったので、チェーンスパイクがあると、より歩きやすいです。

 

▲山頂付近でチェーンスパイクを取り付けました。

 

 

ツツジの立ち並ぶ緩やかな山道を抜けると、木道と階段になっており、そこを上がれば山頂です!

 

 

どうでしょう、この見事な浅間山の雪化粧! 八ヶ岳、アルプスや富士山も見渡せる最高のロケーション。望遠鏡も付いており、コインを入れずとも無料で覗くことができます。

 

 

さて、東屋があるので、そこでランチにしましょう。

 

登山中は身体が温まっていますが、動きを止めたらすぐに冷えてしまう…そんな冬のメニューは「生姜たっぷりつみれうどん」。

 

【1人分材料】

・うどん……1玉
・擦りおろし生姜……大さじ1
・鶏肉のつみれ……6つ
・好きな野菜……少し茹でるだけで済むものが○
・醤油……大さじ2
・みりん……大さじ2
・酒……大さじ1
・ほんだし……小さじ1
・水……500ml

 

自宅で生姜はあらかじめ擦っておき、ラップに包んでおきます。スープの調味料は混ぜておき、山では「入れるだけ」の状態にしておくと楽チン&ゴミが少なく済みますよ。

 

 

お湯を沸かし、沸騰したらつみれと調味料を全て入れます。

 

 

肉に火が通ったら、うどんと野菜を入れます。今回は「乾燥味噌汁の具」を使います。味噌汁以外にも、ラーメンに入れたり、うどんに入れたり、アウトドアで大活躍している簡単具材です。

 

 

最後に生姜を乗せれば完成! 自分で漬けた自慢の野沢菜もちょっと乗せて、シャキシャキの食感を楽しみます。熱いつゆと生姜の辛味がじんわりとあったまる〜!

 

 

食後は、下山しながら腹ごなし。麓より深い雪を踏む感触や雪景色を堪能しました。

 

 

昼前に登り、ランチを作ってゆっくり下山するのにぴったりなハイキングでした。浅間山麓には低山もたくさんあるのですね。皆さんも、お気に入りの食料を持って低山ハイクはいかがでしょうか。

 

 

≪文・写真/小西珠美≫

キャンプと登山を楽しむバイク旅が大好きな九州っ子。日本を縦断する旅を経て、この冬は八ヶ岳山麓で蔵人として働きながら信州暮らしを満喫。浅間山麓の魅力も探索中。バイク情報系ウェブメディアにギアインプレ記事なども寄稿。愛車はホンダ シャドウ400。

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