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【サポーターブログ】コニタンの浅間山麓探訪①『パンと喫茶 tino(ティノ)』

カルカル読者の皆さま初めまして! 九州で生まれ育ったバイク乗り、『コニタン』です。

 

昨年夏に、自宅のある福岡を出発し、愛車のHONDA シャドウ400でキャンプ生活と登山をしながら夢中で旅を続けているうち、気づけば日本を縦断。旅中、山岳風景美しい信州の虜になり、現在は八ヶ岳山麓にて蔵人(造り酒屋勤務)をしながら仮住まいをしています。

 

八ヶ岳や北アルプス、白馬方面は登山を兼ねて既に巡っており、この冬は浅間山麓を開拓中! そんな私が気に入ったスポットを、この場を借りてご紹介してゆきたいと思います。

 

第1回目は、長野県佐久市にある『パンと喫茶tino(ティノ)』さん。

 

女性ライダーの渡邊きえさんが営むこちらのカフェは、既にバイク乗りの間で口コミで広がっており、私もバイク仲間に「カレーが美味しいんだよ」とおすすめされて知りました。もちろんバイク乗り以外のお客さんもいて、私も昨秋に初めて訪れたときはバイクでしたが(トップ画像はそのときのもの)、今回はSUZUKI スウィフトでドライブがてらの再訪です。

 

▲大きな窓から降り注ぐ陽の光が暖かい、落ち着いた空間。席の近くでは可愛らしいストーブが炎を揺らしています。

 

 

佐久市の郊外、長野牧場の隣に移転して2年目のカフェ、ティノさんですが、遡ること20年前、パン屋としてオープンしたのが始まりでした。『なんでも自分でやってみる』が信条のオーナー、きえさんは、独学でパン作りを一から始め、学校で不要になったオーブンを引き取り再利用したり、植物用の温室をパンの発酵器にDIYしたりと、独自の方法で腕を磨き、販売を開始。その後、「もっと幅広いサービスを提供したい」と得意のカレーをはじめとするメニューを追加し、現在のカフェの形態へ。今では美味しいピザやグラタンに加え、シフォンケーキやアイスなどのデザートも充実! もちろん、ルーツである自家製パンの販売コーナーも健在です。

 

▲オーナーの渡邊きえさん。ちなみに右が私です。

 

 

バイク乗りであるきえさんは、これまで数台を乗り継ぎ、サーキット走行やオンロード車のツーリングを経てオフロードの楽しさに行き着いたそう。シーズン中はシェルパ250で林道ツーリング、バイクに乗れない冬場は愛車のジムニーで林道探し、最近は浅間山をはじめとする山域で登山も始めたりと、小柄ながらパワフル。

 

「浅間山麓は林道がたくさんあるので、山遊びが捗りますね!」

 

▲きえさんの愛車、赤いジムニーSJ30! カフェにはジムニー乗りのお客さんが集まることも。

 

 

常連さん達のお目当ては、美味しい料理に加え、なんと言ってもこの、お客さん一人一人に声をかけているきえさん。気さくな人柄でファンも多く、「信州にくる際は必ず寄る」という県外からのお客様もいらっしゃいました。そんなオーナーとお客さんで、5月〜11月には、月1度の頻度でイベント『#ティノ別館』を行い、林道ツーリングなどをしているそうですよ。(詳細はお店にて。)

 

 

さて、私が頂いたのは『ライダーズカレーセット』。手作りのもっちりとしたナンをちぎっては、ほろほろに具が溶け込んだ牛肉たっぷりの辛口カレーに浸し、一品で2度美味しい〜!

 

 

パンに目がない私は、自家製パンと聞いてカスタードメロンパンとくるみあんぱんも実食!

 

 

カスタードメロンパンは、もちもちした生地に詰まったやさしい卵風味のカスタードが、表面のクッキー生地とマッチしています。くるみあんぱんは、甘さ控えめのこしあんに、トッピングの炒られたくるみがカリッと香ばしい。これはお土産に買って帰りたい!

 

美味しいパンとランチ、デザート、そして明るいオーナー。冒険心に富んだきえさんのお話は聞いていて楽しく、また会いに行きたくなりました。

 

 

 

【パンと喫茶 tino(ティノ)】

長野県佐久市新子田1973-2

車5台分ほどの駐車場とバイク専用駐車スペースがあるので、ドライブ・ツーリングの途中でも安心して立ち寄ることができます。

 

 

《文・写真/小西珠美》


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