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【WOMANブログ】『スズキVストローム250』に乗って、浜松で噂の絶景スポット『立須』へ”バイクでハイク”!(コバユリ)

《文・写真/小林夕里子》

 

あけましておめでとうございます! カルカル編集長のコバユリです。今年も”モーターライフ×アウトドア”がもっと×2!楽しくなる情報を発信してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、新しい年に新しいことを始めたいと、あれこれ想像を膨らませている読者の皆様に、私がぜひおすすめしたいのが、”バイクでハイク”。バイクでお山方面に出かけて、ワインディングを楽しみつつある程度お山を上ってしまい、登山道のオイシイところだけを徒歩で楽しむという、気楽でハイブリッドなアウトドアです。

 

普段バイクやクルマで駆け抜けてしまっている自然の中へあえて分け入り、歩く。こんなに濃密な世界が広がっていたのかと驚き、嬉しくなる。ツーリングやドライブのスピード感の中で感じる季節と、徒歩のスローな時間の中で見つける自然の営み。いわばマクロとミクロ、動と静をいっぺんに楽しめるのが”バイクでハイク”なのです。適度な運動にもなりますしね。

 

先月、『Vストロームミーティング2021』に参加するために向かった静岡県浜松市でも、スケジュールの合間を縫って”バイクでハイク”してきました。

 

 

『スズキVストローム250 ABS』に乗ってやってきたのは、浜名湖の北、『三岳山』という山の近くにある『立須』と呼ばれるピークへの登山道。地元の人の話によると、標高わずか380mほどながらピークからの眺めが絶景で、NHKの大河ドラマ『おんな城主直虎』のタイトルバックが撮影された場所でもあるんだとか。登山道入口には駐車場がないので、バイクはここから少し山を下ったところにある三岳神社前の駐車場に停めます。

 

▲広々とした三岳神社前の無料駐車場。写真右手に神社があります。お賽銭を納めました。ちなみにここから三岳山に登頂することもできます。

 

 

登山道入口に戻って、いざスタート。足元は下写真のように、岩や木の根でゴツゴツしています。この先に岩場が控えていることもあるので、靴はしっかりとしたトレッキング向けのものが吉。

 

 

 

ちなみにこの日の私の服装はこんな感じ。ピークまで30分もかからないと聞いていたので、汗をかくほどでもないだろうけれど、少しは体が温まることを想定し、ジャケットの下のフリースを脱いでパニアケースにしまってきました。この日は遠州のからっ風が強かったので、防風性の高いライディングジャケットは着たまま。普段から動きやすいカーゴパンツとトレッキングブーツを履いているので、それ以外もライディング時とほぼ同じ格好です。

 

 

15分ほど登ると、大迫力の岩場がドドーン! このてっぺんが『立須』と呼ばれるピークです。ここで装着したのは…

 

 

ライディンググローブです! ここを薦めてくれた友人が、「岩場を登るときに必要になるから!」と教えてくれたので、ポーチに忍ばせておいたのが大正解。確かにこの石灰岩、ゴツゴツトゲトゲしていて、素手でつかむには痛くて危険。ついでに言うと、このときライディングパンツのニープロテクターを外してくるのを忘れてしまい、少し窮屈だなと思いながら歩いてきたのですが、そのおかげでこの岩場で心置きなく膝をつくことができました(笑)。アクセスの気軽さとは裏腹に、しっかりと装備してくるに越したことはない岩場です。

 

岩場の基本である三点支持を保ちつつ、足がすくみそうになりながら登り切った先に広がったのは…!

 

 

ひゃー! なんという眺め! 紅葉から浜名湖のきらめきまでが視界いっぱいに澄み渡る!! そして振り返れば…

 

 

 

マジか富士山!! 思わず手を合わせたくなるぐるり360度。

 

 

平らな場所がまったくなく、時折風に煽られながら、ハラハラドキドキな三角おむすび、最高でした!

 

 

バイクだからこそ楽しい道の、バイクでは入り込めないその先へ。

 

今年はカルカルから、おすすめのスポットからハウツーまで、”バイクでハイク”を始めたい人のお役に立てるような情報をもっと発信していきたいと思います。フォローよろしくお願いします!

 


この記事を書いた人

小林 夕里子
小林 夕里子

『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com

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