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「トライアンフ横浜港北」でニューモデルをチェック!中型二輪免許で乗れる「スピード400」「スクランブラー400X」

《文・写真/小林夕里子》

 

うららかな春の陽気に誘われて、気になっているバイクをショップに見に行ったり試乗したりするのも楽しい季節。モーターサイクルショーで見て「乗ってみたいなあ!」と思ったバイクはありませんでしたか?

 

わたくしコバユリが東京モーターサイクルショーで「これはぜひ乗ってみたいぞ」と思ったのが、トライアンフの「スピード400」と「スクランブラー400X」。”中型二輪免許で乗れるトライアンフ”としてこの春話題を呼んでいる400ccモデルです。

 

そんなわけで向かったのは、カルカルいち押しのトライアンフ正規ディーラー「トライアンフ横浜港北」。トライアンフのバイクを扱うショップの中でも圧倒的な車両在庫数を誇り、店内のすべてのバイクに試乗可能。「スピード400」に続き「スクランブラー400X」の試乗車も準備が整ったとのことで、1日お借りして楽しみたいと思います!

 

1. カスタム感あふれるオールラウンダー「スクランブラー400X」

 

オンロードもオフロードも両方いけちゃうオールラウンダータイプが好みの私、実は前もって「スクランブラー400X」の試乗を予約していました。用意されたカラーは、マットな質感がクールなカーキグリーン×ホワイト。日本にも販売車両が届き始めた「スピード400」に対して、「スクランブラー400X」はまだ入荷待ち(訪問時の4月中旬時点で)ということで、これは貴重な試乗車です!

 

しかし、いざ走り始めようと跨ったら、予想外の展開に…。

 

 

トライアンフ スクランブラー400X」は、シート高83.5cm。ローシートのオプションはなく、身長154cmの私が跨ると足が地面に着かないのですが、車重が179 kgと軽めなので、「停まるときにお尻をずらせばなんとかなるだろう!」と思っていました。ところが、シートの形状によるのかもしれませんが、思うようにお尻を左右に滑らせることができず、私の脚の長さではサイドスタンドを払えないという苦い現実に直面。スタッフさんに見守られる中、乗りたい一心でしばらく悪あがきしたのですが、文字通り身の丈を知り、今回は試乗を見送ることに…。

 

ですがもちろん、「トライアンフ スクランブラー400X」は、標準的な成人体格の人であれば難なく乗れる車格。車体の軽さとスリムさを味方につけて、アクティブに乗り回せることでしょう。気になる人はぜひトライアンフ横浜港北で試乗してみてください!

 

 

【トライアンフ「スクランブラー400X」(メーカー希望小売価格 ¥789,000)】

新設計の水冷単気筒400ccエンジンとフレームは「スピード400」と共通ながら、ワイドなハンドルバー、前19・後17インチのオンオフ両用タイヤ、オフロードモード搭載のABSなど、オールラウンダーとしての味付けが随所に盛り込まれ、唯一無二の400ccネオクラシックスクランブラーに仕上がっています。アップライトなライディングポジションと「スピード400」よりも柔らかめに設定されたフロントサスペンションが乗り手を疲れさせない点もおすすめとのこと。

 

▲ヘッドライトガードやハンドルガード、ハンドルバーパッドなどが標準装備され、カスタム感も上々!

 

▲東京モーターサイクルショー「ACE CAFE LONDON」ブースで展示された、トライアンフ横浜港北 製コンプリート車両も現在店内にて展示中。このまま購入可能なので、世界で1台の「スクランブラー400X」を所有したいなら今すぐショップへお問い合わせを!

 

2. ネオクラシックロードスター「スピード400」に乗ってみた!

 

スクランブラー400X」の試乗を泣く泣く諦めた私、こういう事態も想定して、もう1台のニューモデル「スピード400」の試乗車も抑えておくべきだったと激しく後悔したわけですが、なんとトライアンフ横浜港北では、乗りたいバイクにほかの予約が入っていなければ、当日飛び込みでもその場で試乗が可能なのです! 心優しいスタッフさんがすぐに「スピード400」を用意してくれたので跨ってみると、うん、これなら不安なく乗れそう。「スクランブラー400X」に比べてシート高が4.5cm低く、車重も9kg軽いので、両足つま先立ちではあるものの、20年のライダー経験が「これなら大丈夫」とゴーサインを出しました。晴れて試乗に出発です!

 

 

【トライアンフ「スピード400」(メーカー希望小売価格 ¥699,000)】

スクランブラー400X」と共通の新設計水冷単気筒400ccエンジンとフレームを搭載し、価格も車体サイズ感も「スクランブラー400X」よりひと回りコンパクト。ひと目見てトライアンフのバイクとわかる上質な存在感は「スクランブラー400X」同様、400ccクラスでも健在です。ロードスターのための専用シャシー、ハイクオリティなサスペンションとブレーキがもたらす機敏で確かなハンドリングは、バイクビギナーから上級者まで幅広いライダーを満足させてくれます。

 

■「スピード400」なら普段使いもツーリングも楽しめる!

 

さて、まずは横浜市都筑区にあるトライアンフ横浜港北から鎌倉方面へ1時間強。横浜というと港町のイメージが強いですが、横浜市内陸部は第二京浜国道のような幹線道路もあれば、アップダウンの激しい丘陵の道、突如現れる田んぼ地帯の畦道などもあり、街乗りしているだけでも様々なタイプの道を楽しめます。

 

▲かわいい葉桜の木を見つけて、思わず引き返して写真を撮りました。単気筒ならではの軽さで、取り回しを積極的にできるので、ツーリング時の機動力も大幅アップ。

 

▲身長154cmのコバユリも難なく取り回せるスピード400」。

 

走り始めてまず驚いたのは、単気筒とは思えないエンジンのパワフルさ。アクセルレスポンスの良さも相まって、第二京浜の速い流れにもあっさり乗ることができました。それでいて体に伝わってくる振動はやんちゃすぎずに心地よく、かといって飽きることはなく、低速域でも扱いやすく、高速域でも扱い切れている感覚を持ったまま楽しめて、新設計エンジンの本気を実感できました。

 

▲空冷フィンを模したデザインがネオクラムードを引き立てるスピード400のエンジン。40PS、37.5Nmを発揮し、深みのあるエキゾーストノートを響かせます。

 

次に挙げたいのはシートの座り心地の良さ。しっかり厚みのあるシートがお尻をホールドしてくれるので、1時間走ったくらいではまったく疲れを感じません。これならロングツーリングにも安心して出かけられそう。

 

▲1日走ってもお尻が痛くならなかった安定感のあるシート。燃料タンクに向かって細く絞られており、停車時も脚をすんなりと地面に下ろせるためストレスがなく、足つき性のよさにも貢献しています。

 

ひとつ気になった点を挙げるなら、ハンドルの切れ角が大きくないところ。ただし、タンク形状を見れば可能な限りの切れ角が確保されているのがわかります。予めフルロックがどのあたりかを体にインプットしておけば、狭い道で切り返しをしたり、道を間違えてUターンしたりなどに問題は生じませんでした。

 

▲ハンドルを切った際、タンクのこの窪みにフロントフォークが収まるようになっています。

 

■所有感上々! 走ってよし、眺めてよしのスピード400

 

スクランブラー400X」にフラレたのはいつのことだったかな?というくらいスピード400の楽しさにすっかり心奪われ到着したのは、鎌倉の「トリプルカフェ」。

 

 

 

バイクが大好きな”料理長”ことリサさんが、170cmの長身をかがませ早速スピード400に見入ります。カフェのお客さんにも最近スピード400に乗り換えた女性がいるとか。「おしゃれなのに確かお手頃価格なんですよね!」と言いながら跨ったその両足はべったり接地。羨ましい。

 

初心者向けサーキット走行会も開催するリサさんは、「初めてのサーキット体験もこのバイクならきっと楽しめるんじゃないかな」と話してくれました。確かに、カフェまでのプチツーリング中、コーナリングのたびに「スポーティー」という言葉を思ったスピード400」。街での普段使い、ツーリングに加えて、サーキットでのスポーツ走行も楽しめるなら、バイクライフの幅が広がりそうです。

 

▲トライアンフならではの上質な佇まいを愛でるランチタイムはゴキゲン!

 

 

■初めての1台から上がりバイクまで、幅広くお勧めしたい!

 

お腹が満たされた後は、さらに心を満たすべく、海を見にみなとみらいへ走ります。

 

 

▲コバユリの小さめの手でも操作に問題ないクラッチレバー。カフェからの移動中もストップ&ゴーを繰り返しましたが、手が痛くなることもありませんでした。

 

今回トライアンフスピード400で束の間のプチツーリングをしてみて思ったのは、これは受け皿の大きなバイクだなということ。

 

まず、この軽量コンパクト設計が、私のような小柄なライダーも受け入れてくれます。つま先立ちの私でも不安に思う場面がなく、自由な気持ちでツーリングを楽しむことができました。

 

▲身長154cmの小柄ライダーが跨ると足つきはこんな感じ。シート下の車幅が絞られていて、つま先立ちでも脚が地面にまっすぐ下ろせることもあり、いざというときに踏ん張りが効きそう。

 

そんな理由から、初めて乗る中型バイクとしてもおすすめできます。いやむしろ、初めてのバイクがトライアンフなんて粋ですよね。それを叶えてくれるのが、新設計400ccエンジンを積んだスピード400なのです。街乗りからサーキット体験まで、いろいろな楽しみ方を教えてくれることでしょう!

 

また、「そろそろビッグバイクが億劫になってきたから、気軽に乗れるバイクに買い替えたい」と、バイクライフの新たなステージに向けて乗り換えを考え始めたシニア世代のライダーにもおすすめしたいと思いました。手頃な400ccクラスにも伝統の質感と最新技術がしっかり注ぎ込まれたトライアンフのスピード400は、これまでたくさん走ってきたベテランライダーにも似合う風格を兼ね備えています。最近は上がりバイクとして原付二種が人気ですが、高速道路に乗れるメリットはやはり大きく、できればいつまでも走りで妥協したくないというシニアライダーの終わりなき欲求にもきっと応えてくれるのではないでしょうか。

 

3.「スクランブラー400X」も「スピード400」も「トライアンフ横浜港北」で試乗できる!

 

 

”中型二輪免許で乗れるトライアンフ”スクランブラー400X」「スピード400の魅力を、あなたにもぜひ体験してほしい! カルカルイチ押しのトライアンフ正規ディーラー「トライアンフ横浜港北」なら、どちらにも試乗ができます。わからないことや不安なことがあっても、スタッフさんが親身に対応してくれますよ。

 

駐車場完備なので、お店まではバイクでもクルマでも。暖かくなってきて、街乗りも気持ちのいい季節。次の休日はあなたも「トライアンフ横浜港北」へ!

 

 

トライアンフ横浜港北

神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎南5-1-33

TEL:045-948-6644

(前述のように飛び込み試乗もできますが、人気車種でもあるので、事前に予約を入れてからの来店をおすすめします。)

 

▲見ているだけでも楽しい店内には販売車両がズラリ!すべてのバイクに試乗可能。

 

 


この記事を書いた人

小林 夕里子
小林 夕里子

『karu×2』編集長。“アクティブ&ナチュラル”なライフスタイルを自ら楽しみ発信する自然派エッセイスト。ニックネームは「コバユリ」。新聞や雑誌、ウェブメディアで主にオートバイのある暮らしの魅力を綴る。著書に『へなちょこライダーが行く!』(デザインエッグ社)がある。MOTOアウトドアブランド『nomadica』代表。(公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。(公社)日本キャンプ協会認定キャンプインストラクター課程修了。cobayuri.com

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